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【一生モノの傑作】レッドウィング「6インチ クラシックモック」は今こそ大人が履くべきブーツの筆頭だ!/編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.53

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オロ・レガシー・レザーの豊かな質感に溺愛!

「6インチ クラシックモック No.875」はワークブーツの大定番といえる名作レッドウィングではたくさんブーツを展開していますが、今回選んだ「6インチ クラシックモック No.875」はワークブーツの大定番といえる名作です。

レッドウィング社は1952年、白く底が平らでクッション性に富むトラクショントレッド・ソールをワーク・ハンティングを用途とする男性用のブーツに初めて導入し発売しました。8インチ丈のブーツ#877です。このブーツは発売と同時に大成功を収め、数年で様々なバリエーションが広がりました。6インチ丈の#875もそのひとつです。(公式webサイトより)

アッパーに使われた革の質感が抜群にすばらしいなんといっても、アッパーに使われた革の質感が抜群にすばらしいんですよね。

レッドウィングは革のなめし作業を行うタンナリーを自社で所有しているため、目的に合うよう性能や質感をとことん追求できるんです。再なめしの工程では今でも古い木製のミルを使っていたりと、理想的な風合いを出すための努力は惜しみません。

今作のアッパーに使われているのは、オロ・レガシー・レザー。これは、1950年代のブーツに使われていたオロラセット・レザー本来の色合いに仕上げたもの。潤沢なオイルにオレンジがかったブラウンカラー、スムースでナチュラルな肌目……これぞレッドウィングなんですよね。しかも、使うほどに風合いを増していく。この質感、頬ずりしたくなります。

トラクショントレッド・ソールソールはトラクショントレッド。この、白くて底が平らで、クッション性に富んだソールをワークブーツに組み合わせたことが、1950年代からレッドウィングが躍進するきっかけになりました。

実際に履き心地もよかったです。ゴツゴツとした硬質のソールは悪路での安定感を高めるものの、着地時はヒザに衝撃を受けやすいもの。トラクショントレッド・ソールはそうした不快感が少ないですし、舗装された道や建物内でも歩きやすく、街利用にも最適だと思いました。

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この記事を書いた人

奥家慎二

編集長奥家慎二

2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。

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