まずは中央に鎮座する静岡産の幸海老から。アルプスの雪解け⽔が流れ込む天⻯川の伏流⽔で育てられたこの幸海老は、「雪」を思わせる透明感のある⽩さが特徴なんだとか。波や海藻に揺られてのびのびと育っており、また、栄養価の⾼い餌を与えられているため、プリッとした良質な⾷感と濃厚な旨味が感じられるのがポイントです。雑味がまったくありません。
そしてその横に並ぶのは、大ぶりな播磨灘(はりまなだ)産牡蠣。蒸してから天ぷらにすることで、ふっくらぷりぷりの⾷べ応えを実現しているそう。身もギュッと詰まっており、とってもジューシー。旨味や甘みが口いっぱいに広がりました!
さらに秋刀魚もこの季節の代表格でしょう。なお、「天丼てんや」で使⽤されている秋刀魚は、三陸沖の海で⽔揚げされているのですが、この場所は親潮(寒流)と⿊潮(暖流)がぶつかる世界三⼤漁場として知られているそう。豊富なエサで育っているため、脂乗りがとにかく最⾼なんです。 脂がにじみ出るようにしっとりとした舌ざわりがたまりません。
あとは冒頭にも述べたように、上品な香りが溢れるまいたけ。もう一つのっている天ぷらも野菜を使用しており、⽟ねぎと三つ葉のつまみ揚げとなっています。ちなみに、この玉ねぎは、しっかりとした⽢さが特⻑の淡路島産。味わいはもちろんのこと、三つ葉が彩りを添えていて、視覚的にも楽しさを感じます。
ここまで見てきてお分かりの通り、今回使用されている食材は、すべて国産というこだわり。国産かつ、魚介類中心の豪華なラインナップと考えると、980円はかなりコスパが良い気がしますよね……!
なお、「国産秋天丼」のほかにも、ごはん少なめの牡蠣の⼩天丼とそばを組み合わせた秋限定のセットなども用意されているそう。この牡蠣小天丼とそばのセットには、播磨灘産牡蠣、淡路島産⽟ねぎと三つ葉のつまみ揚げ、なすの天ぷらがのっているとのこと。「国産秋天丼」との食材の違いも楽しんでみてはいかがでしょうか。
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ライター観山 栞
ウェブを中心に活動中。グルメ、アート、インテリア雑貨、ファッション、スニーカーなど得意ジャンルは幅広い。商品開発担当者へのインタビューなど、取材経験も豊富。趣味はスイーツ巡りや美術館に行くこと。
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