プレミアム感漂うネオクラシックモデル
日本も最も歴史のあるモーターサイクルブランドのひとつであるMEGURO。今年100周年を迎え、ひとつの区切りを迎えた。その記念すべき年に登場したのが、100年にわたる伝統と信頼を受け継ぐ250ccクラスの空冷シングルスポーツモデル「MEGURO S1」である。その魅力は独自のスタイリングと低回転域での鼓動感のある心地よい乗り味、そして高回転域での快活な走り。またこのモデルは1964年に発売されたMEGURO最後期のロードスポーツモデル「カワサキ 250 メグロSG」の正当な後継車両であることも主張している。
往年のメグロシリーズからインスパアされたデザインはヴィンテージ感のあるエンジンや3D造形のメグロエンブレムが主張するティアドロップ形状の美しいタンクにレトロな雰囲気を醸し出す丸型のメーターには、モダンな液晶ディスプレイが内蔵されるとともに文字盤には往年のメグロモデルを彷彿とさせるカラーとフォント、そしてアイコニックな赤い「メグロ」ロゴが刻まれている。そして車体全体の黒の塗装とクローム仕上げがメグロならではの印象を与え、その存在感示すとともにライダーの所有感も満たしてくれるスタイルとなっている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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