雪に覆われた富士山は美しく清らか。空気の澄んだこの季節はその雄大な姿が、いつもよりくっきりと見えますよね。特に朝焼け、夕焼けで茜色に染まった赤富士は形容し難いほど美しい。美の国であるイタリアもそんな赤富士に魅了されたのか、モト・グッツィから「ROSSO FUJI(ロッソ フジ)」という名のバイクが登場しました。
イタリア語で「ROSSO=赤」という意味ですが、ピアッジオグループジャパンの公式リリースによると「日本との親和性が感じられる“ロッソ フジ(ROSSO FUJI)”を導入」とあるので、きっとROSSO FUJI=赤富士のことなのでしょう。
ワークマンで“完売続出”すごいジャケット、「暖かくて欲しい機能全部盛り」ナンガの最強ダウン ほか【機能ウェアの人気記事ランキングベスト3】(2025年1月版)
エコでハイパフォーマンス
モト・グッツィはイタリア最古のオートバイメーカー。その歴史は古く、1921年の創業で、戦後に開発された空冷Vツインエンジン搭載というスタイルを頑なに守り続けています。そのモト・グッツィから新登場のV85TT ROSSO FUJIは冒険心を掻き立てるクラシカルなエンデューロモデル。それでいて新たなテクノロジーをふんだんに採用しています。
戦後に開発された空冷Vツインなんて聞くと「ずいぶん古めかしいンエンジンだなあ」と思うかもしれませんが、可変バルブタイミング機構なども備わり、ハイパフォーマンスであり環境性能を向上させた1台なのです。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事