スマートフォンがホテルに備え付けに!?【handy】
ロイヤルパークホテルでは、今月一日から国内ホテルとしては初めて、handy専用端末と同サービスの導入を開始しました。handyは、世界17か国600以上のホテルで導入しているサービスで、ホテル客室にゲスト用無料で貸し出しをするスマートフォンです。ホテルの利用者はその無料で貸し出されるスマートフォンを使って、無料で国際電話がかけられたり、インターネットサービスを受けられたり、周辺の観光情報をゲットできたりします。アプリもインストールできるので、自分のスマートフォンと同じ感覚で使えてしまいます。もちろん、ホテルをチェックアウトし、スマートフォンを返却した後は、すべての個人情報を含むデータは初期化されるので、安心して利用できます。
ホテル利用者、特に海外の利用者にとってみれば、滞在中の通信環境を整える必要がなく、しかも無料で使えるので利点しか無い感じです。ホテル側としてみれば、ホテルサービスの向上はもちろんのこと、周辺の観光情報を掲載することで広告媒体として利用することもできるそうです。handy端末とサービスを提供するhandy Japanは、端末のレンタル料のみの契約となるので、広告で得た利用料金はホテルの売り上げとして計上できると言うわけです。
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hnadyの端末は、ホテルを利用している期間であれば、当然、外に持ち出すこともできるので、長期滞在時には、メイン端末の如く利用ができます。今後2020年の東京オリンピックに向けて、世界的な観光都市を目指す東京にとっては、まさに必須のサービスだと言えるのではないでしょうか。もちろん、日本の地方から訪れた人にも利用価値は高いので、handy対応がホテル選びのひとつの指針になるかもしれませんね。
普通のスマートフォンとして以外に、ホテルのWebサイト連携や外出先コンシュルジュ、部屋間通話なども可能です。
ホテル側の利点としてはホテル内のレストランの宣伝やメンバーシップの増加など。
ホテル側の負担は一端末ごとに月々980円(税抜)。
handyの専用端末。ちなみにシャープ製です。
handyの裏面です。
(ライター/岡安学)
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