今語りたい名車 Car No.30 トヨタ プリウス PHV
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第30回の名車はトヨタ プリウス PHVです。
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移動手段としてはパーフェクトな 死角なき“世界のプリウス”
プラグイン・ハイブリッド・システムを持ったトヨタ プリウスとしては2代目にあたる、現行プリウスPHV。
従来型との違いは、リチウムイオン電池の容量を25Ahに増やしてシステムの効率化を図り、JC08モードにおけるEV走行距離を68.2kmへと伸ばしたこと。
そして駆動用と発電用の両方のモーターを駆動に使えるデュアルモータードライブシステムを採用し、加速性能を向上させたこと。
さらには家庭用100V電源でも普通充電にも標準で対応できるようになったこと、平均2.9km走行分を充電できるソーラー充電システムがオプションながら設定されたことなど、実に多岐にわたっている。
また1.8リッターエンジンを併用したハイブリッド燃費も、JC08モードで37.2kg/Lへと向上している。
価格は326万1600円から422万2800円だが、もちろんエコカー減税やCEV補助金の対象車種であり、最大36万5000円が減税される。
●ここにも注目!
プリウスPHVのスタイリングは、ベースとなった4代目プリウスとはディテールが異なり、少々マイルドな印象。
また一部を除く全車に11.6インチT-Connect SDナビが備わり、常にネットワークとつながっているコネクテッドカーとしての機能も利用することができる。
取材・文/嶋田智之 撮影/中村圭介
(本文の内容は2017年本誌掲載時点のもの)
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