傑作ラジオスピーカーが17年ぶりに進化!チボリオーディオ「Model One Digital」はWi-Fi対応!
あの傑作にWi-Fi機能が搭載された!
テーブルラジオの最高傑作と名高い、チボリ・オーディオの「Model One」が、誕生から17年を経て大きく進化しました。その名も、「Model One Digital」です。
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そもそもチボリ・オーディオは、ヘンリー・クロス氏が2000年に立ち上げたオーディオブランド。クロス氏は、全米家電協会(CEA)の「オーディオ界の殿堂」や、英国のオーディオ専門誌「ハイファイ・ニューズ」の「オーディオ界の最功労者」に選出されるなど、“スピーカーづくりの神様”と称される人物です。ブランドの代表作として開発されたラジオ「Model One」(後年、Bluetooth機能を備えた「Model One BT」に刷新)は、全音域にわたってバランスのとれたサウンドやインテリア性に優れたデザインで、世界にファンを獲得していました。
最新作「Model One Digital」の特徴は、新たにWi-FIネットワークに対応したことです。
音源を無線で送る方法としてはBluetoothが有名ですが、この方式ではどうしてもデータ圧縮が必要で、劣化が発生してしまいます。しかしWi-Fi接続の場合はこうした劣化がないため、原曲そのままを味わうことができます。
またもうひとつの魅力が、対応する複数のスピーカーと連動できることです。
「Model One Digital」よりも少し前に、コンパクトな「CUBE」と、壁掛けしやすい「ORB」というワイヤレススピーカーも発売されたのですが、どちらもWi-Fiに対応。単体で使えるのはもちろん、複数あればひとつのスピーカーセットとして機能させることもできます。専用アプリを通じ、LRの振り分けやスピーカー個々のボリューム設定をすませば、迫力のサラウンド環境が生まれるんです。
高級ファブリック使用でよりインテリアにマッチするデザインに!
チボリ・オーディオといえば、やはりデザインも見逃せません。
今作では、多くの高級家具メーカーが使用しているデンマークのファブリックデザインブランド・ガブリエルと提携し、スピーカーグリルに起用しました。わずかに起毛したファブリックは、高級ソファやチェアに張られているものと同様の上品さが漂い、高級感を高めています。
ボディを覆うフレームも秀逸です。全3タイプあるのですが、こちらは天然木の味わいを楽しめる「ウォルナット」。
「ブラック」は、すべてを黒に塗装しつつも、木目を残したカラーリング。
「ホワイト」は一切の凹凸がなく、透き通るほどの白さを表現しています。
正面右のメタル部分は、わずかなザラツキ感のあるヘアライン仕上げ。質感を高めています。
シリーズ初の液晶ディスプレイを搭載していますが、あえて明度を低く設定し、情報表示も実に控えめ。目立ちすぎてインテリア性を害してしまったり、音楽以外のことに気を取られてしまったりを防ごうという、チボリ・オーディオの哲学を感じさせます。
背面までも、スッキリしています。
オシャレな空間を実現できる!
製品発表会では、インテリアスタイリストの長山智美さんによるスタイリングが展示されていました。
リビングをイメージしたブースには、「ウォルナット」モデルを設置。オーディオ製品の多くはメタルやプラスチックといった素材を起用していることが多いものですが、「Model One Digital」は木製キャビネットを使用しているため、チェストのようなリビング家具と、違和感なくマッチします。壁に掛けた「ORB」は、スピーカーというよりもアートワークのよう。
「ブラック」は書斎をイメージしたブースに。コンパクトサイズなのでデスクにもすんなり置けます。
こちらは、「ホワイト」を使ったキッチンのイメージ。作業する場所の近くに置いておけば、いつも音楽と身近でいられます。
機能もデザインも、17年ぶりに大きく進化した「Model One Digital」。新たな傑作と呼ぶに足るポテンシャルを秘めています。
ネイビーズ
03-6706-7589
http://www.navys.jp
http://www.tivoli-audio.jp/
取材・文・撮影/横山博之
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