自然光の輝きで「時間」を想う!その美しさに心奪われる「ガラスの時計」!
圧倒的な存在感はもはやガラスの彫刻!
2001年からスタートした、セイコーのISSEY MIYAKE WATCHプロジェクト。今まで山中俊治、ハッリ・コスキネン、深澤直人などといった世界に名だたるデザイナーたちがこのプロジェクトに参加してきました。そして今回、プロジェクト4度目の参加となる吉岡徳仁氏の新作「ガラスの時計」が登場します。
「ちょうどいい腕時計」普段使いに◎の39.5mm径、レイモンド ウェイルから“ラルゴ・ウィンチ”コラボの自動巻モデルが登場
この時計の大きな特徴は、ダイヤルを包み込んでいる分厚いガラスです。
「無機ガラス」という強化処理された素材を使用し、一つ一つ削り出しで加工することで、美しい輝きを生み出すことに成功しました。
吉岡徳仁アートの真骨頂といえば、レインボーチェアやレインボーチャーチといった光の屈折で詩的な表現を追求するアート。ガラスの塊のようなこの時計は、まさに氏のアート作品を彷彿とさせるデザインです。ただならぬ静謐さを感じ、時計なのに時を感じさせないその姿は、まさにオブジェそのものです。
表情の異なる3タイプをラインアップ!
タイプは3種類。透明感のあるシルバー文字板のNYAH001、ブラックに染めたNYAH002、女性にも使いやすいナチュラルカラーのストラップをつけたNYAH003です。
いずれも、ストラップにはタンニンななめしとオーガニック水染めを施したカーフレザーを採用。三つ折れ方式のクラスプを起用し、着脱時の不慮の落下や革へのダメージを防ぎます。
一足早く展覧会で吉岡アートを体感できる!
ガラスの時計は、11月10日からISSEY MIYAKE ショップおよびISSEY MIYAKE WATCH取扱店舗で販売を開始します。
ただ実は、一足はやく目にできる機会があります。六本木・東京ミッドタウンの21_21DESIGIN SIGHTで11月2日から13日まで催される「吉岡徳仁 光とガラス」の展覧会で、氏の代表作「ガラスのベンチ」と並んでこのガラスの時計もお披露目されます。実物をチェックできるととともに、氏の世界観も堪能できそうです。
光という形のないものを結晶化させたかのようなアートを目の当たりにすると、なぜだか不思議な気持ちになるもの。
このガラスの時計も、プリズムのようなカバーガラスが自然光を屈折させ、人工では作り出せない輝きを放ちます。その根源的な輝きが、自らを見つめ直すひとときを与えてくれそうです。
セイコーウオッチ
0120-181-671
http://www.isseymiyake-watch.com/
取材・文/横山博之 写真提供/セイコーウオッチ
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