宇宙服開発で生まれたリーボック「フロートライド」とは?
宇宙服開発の過程で産み落とされたフロートライドフォーム!
リーボックが昨年誕生させた、長距離用ランニングシューズ「FLOATRIDE(フロートライド)」。このクッション性と反発性を兼ね備えた軽いシューズは、ランニング誌の権威「Runner’s World Magazine」で「2017 Best Debut賞」を獲得しました。
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初心者からエリートランナーまで、幅広く支持を集めるフロートライドってどんな靴なんでしょうか?
このシューズに採用されているのは、リーボックが独自に開発した素材、「フロートライドフォーム」。一つ一つの発砲が同じ大きさになるように配合されたフォーム材を使用し、従来のランニングシューズに多く使われているEVAフォームと比べて約50%の軽量化に成功しました。
そもそもこの素材は、「CTS-100スターライナー(カプセル型有人宇宙船)」のためのフットウエアの開発に取り組んでいるときに誕生したもの。
宇宙飛行のために開発された超軽量なフォームをランニングシューズに活かし、300人のランナーでテストしたところ、「体が浮いているように感じ、集中して走れる」と全員が答えたのだとか。
走りに集中できる理由は?
縫い目などの些細な刺激でも、長距離ランナーには、走るほど積み重なってしまうストレスの原因でした。フロートライドではシュータンではなく伸縮性のあるシューレースを使用し、刺激となる縫い目を排除しました。
アッパーをシームレスな構造にすることで、フィット感が高まり、履き心地も柔らかくなりました。中足部のパネルが靴紐と連動するので、自由にフィッティングを調節することも可能です。
上で紹介したシューズは春夏モデルで、4月6日からリーボックオンラインショップや直営店などで発売する予定です。
また時期を同じくして発売されるのが、「FLOATRIDE RS ULTK(フロートライドRSウルトラニット)」。
フロートライドRSウルトラニットは、サイドのサポートリムを取り払った、フロートライドより価格を抑えたモデル。踵に内蔵したヒールカウンターが、ランニングをサポートしてくれます。
リーボック直営店限定モデルも
さらにリーボック直営店では、2月2日から限定モデルを発売しています。それがフロートライド6000。
このフロートライド6000は、リーボックのレトロなランニングシューズ「GL6000」のデザインを踏襲したカジュアルシューズ。
ソールにフロートライドフォームを採用し、デザイン性とパフォーマンスシューズのテクノロジーを併せ持ったスニーカーです。
また、3月末からリーボックがサポートするランニングステーション「MARUNOUCHI BIKE&RUN」では、フロートライドとフロートライドRSウルトラニットが無料で体験できるレンタルキャンペーンが実施される予定。
軽く、反発力に優れ、スムーズで浮いているような感覚を覚えるというこのランニングシューズ、ぜひこの機会に体験してみたいものです。
リーボック アディダスグループお客様窓口
0570-033-033
http://reebok.jp/
取材・文/横山博之 写真提供/リーボック
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