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【使ってみた】G-SHOCK初GPSナビゲーション機能搭載のレンジマンは、まさに全部入りの究極モデルだった!

初モノが詰まった究極のサバイバルタフネスが登場!

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

2018年1月に発表されて以来、大きな話題を集めたG-SHOCKレンジマンのニューモデルGPR-B1000が、ついに発売されました。

なにがすごいかといえば、「目指したのは、究極のサバイバルタフネス」と銘打つ通り、「全部入り」といえるくらいに機能が盛りだくさんなんです。

ボディのタフネスさでいえば、

  • 耐衝撃性
  • 高防水
  • 防塵・防泥構造
  • 耐低温仕様

いう超人ぶり。さらに機能面でも、

  • G-SHOCK初のGPSナビゲーション機能
  • 方位、気圧/高度、温度計測可能なトリプルセンサー
  • Bluetoothでスマホと連携できるモバイルリンク機能

など、先進機能を凝縮。本記事の末尾に具体的なスペックを掲載していますが、G-SHOCKの製品でこれだけボリュームの情報を掲載したのははじめてです。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ステンレスベゼルを含むケース全体がGPSアンテナとなる構造で、安定した時刻・位置情報の取得が可能になりました。

さらに文字盤には、ソーラーパネルも搭載しています。本モデルはGPSナビゲーション機能を備え、ワイヤレス充電による約5時間の充電でGPS機能を約33時間使えますが、「電池が切れたら無用の長物」ではG-SHOCKが考える「究極のサバイバルタフネス」になりません。万一バッテリー不足が生じても、高照度の光によるソーラー充電で一定時間再駆動できるんです。

風防は傷に強く、視界もクリアなサファイアガラス。画面には、低消費電力がウリのMIP(メモリインピクセル)液晶が使われています。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

トリプルセンサーを搭載することで、さまざまなアクティビティに役立つ情報を提供。なお、樹脂に高強度のファインレジンをインサートした2色成形のバンパーが新開発され、これによって耐衝撃性を高めています。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ボタン側面やシャフト部分にガスケットを内装し、リューズ底部にシリコンを実装したマッドレジスト構造で、塵や泥の侵入を抑制。3時位置のリューズは、回転とプッシュで各種操作を可能にします。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

引張耐久性に優れたカーボンファイバーインサートバンドを採用。めったなことがない限り、ちぎれません。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

セラミック製の裏蓋を起用したのも、G-SHOCKではじめてのこと。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

セラミック製裏蓋にしたことで、ワイヤレス充電や高感度GPS受信に対応できるようになりました。

 

GPSナビゲーション機能があれば、屋外活動が楽しくなる!

初搭載したGPSナビゲーション機能は、いかほどのものか? さっそく試してみました。

さて、この機能を活用するには、最初にスマホと連携させる必要があります。専用アプリ「G-SHOCK Connected」をダウンロードし、Bluetoothでつなげます。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

連携を終えたら、スマホアプリからルートの設定を行います。

「ROUTE SETTING」から「新規ルート作成」を選ぶと地図が表示され、最初にスタート地点を決定。

次にゴール地点を登録してから、ルートの作成へ移ります。Google Mapのようにルートが自動作成されるわけではなく、入力は手動です。多少手間に感じますが、登山などのアクティビティにおいては、自分の頭でルートを事前確認するのは重要ですから、理にかなっています。

その後、作成したルート上に任意で9つまでの経由地を決定できます。これを設定しておけば、行動中にナビゲーション機能で指し示してくれるポイントを増やせます。

ルートが完成したら、それをレンジマンと同期させれば設定完了です。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ちなみに設定を終えたルートを、スマホ画面で下見することも。航空写真で表示された地図上や距離、高度といった情報を確認できます。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ではさっそく散策へ。腕に装着してみると、けっこうなボリューム感を感じます。

ナビゲーション機能を起動させると、しばしの間GPS衛星を探索した後にスタート。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ナビゲーション画面は、40km/4km/2kmと3つの縮尺と、設定したゴール/経由地の方向や距離を示す画面の4種類。現在地を確認するなら前者、次の目的地を確認するなら後者がよさそうです。なお、今回は全長1.5kmほどと短いルートで設定してしまったため、40kmの縮尺ではなんだかわからない表示になってしまいました。テント泊での縦走など、ロングトレイルで活躍してくれそうです。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ナビゲーションは自動で行動ログを取得していますが、任意の場所でアイコンのセットも可能です。撮影スポット、食事処、荷物を置いた場所など、記録しておくのに便利です。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

無事ゴールにたどり着きました。スマホと同期して、記録を保存させることができます。どれくらいの時間をかけて行動したかがわかるので、旅の思い出にしたり、次回の反省点として振り返ってみたりできます。

 

機能や画面表示も多彩だから、いじっているだけで楽しい!

多彩な機能を備えているだけに、表示できる情報の量や種類もさまざまです。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

基本の画面表示には、この5種類が用意されています。

  • ナビゲーション+時刻
  • 気圧計+時刻
  • 日の出・日の入時刻+時計
  • ワールドタイム+時刻
  • 時刻

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

高度計は現在の高度を数値で表したものと、グラフも掲載したもの2種類。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

コンパス機能では、三角マーカーが北の位置をグラフィカルに表示。方位や方位角も。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

気圧計は、現在の数値だけをわかりやすく示したものと、グラフで示したものの2種類。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

ワールドタイムでは、ホームタイムとの時差も表示。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」

日の出・日の入表示では、アイコンを使ってわかりやすく表示します。

 

あまりに多機能であることと、4つのプッシュボタン+1つのリューズによる操作は、最初はやや戸惑いがありますが、ものの1時間で慣れるレベル。むしろ、これら便利な機能を実際のアクティビティで活用させるスキルが自分に備わっていないことを実感しました。一緒に過ごす時間を増やすことで、この飛び抜けて優秀なパートナーの技量を発揮できるようになる気がします。

また、アウトドア時計として不可欠な方位計・気圧/高度計を搭載しているものの、独立した専用ボタンはないため、起動には「モードボタンをプッシュ>リューズを回して『気圧計』を選択>リューズをプッシュ」という工程がいるのも留意すべき点でしょう。気圧計に関しては、頻繁に確認したいのなら「気圧計+時刻」を標準画面に設定するのがいいでしょう。

 

とにかくその実力に圧倒された最新レンジマン。腕時計もここまできたか、と感慨深いものがありました。

G-SHOCK「RANGEMAN GPR-B1000-1JR」¥100,000(税抜)

サイズ60.3×57.7×20.2mm●質量142g●耐衝撃構造●防塵・防泥構造●20気圧防水機能●ソーラーパワー●ワイヤレス充電器による充電システム●GPS電波受信機能:自動受信/手動受信●GPSナビゲーション機能:行動ログ取得、行動軌跡表示、ゴール、スタート地点までの直線距離表示機能、及び方向表示機能、ゴール設定機能、バックトラック機能、行動時間計測機能、ログ使用状況表示機能●モバイルリンク機能●機内モード●ワールドタイム:世界39都市+UTCの時刻表示●方位計測機能:方位の角度を計測、16方位表示、方位連続計測、北方向をグラフィック表示、ベアリングメモリー、自動水平補正機能、方位補正機能、磁気偏角補正機能●気圧計測機能、気圧傾向グラフ、気圧傾向インフォメーションアラーム●高度計測機能/相対高度計、高度傾向グラフ、高度差計測●温度計測機能●ポイントメモリー機能●日の出・日の入時刻表示●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム4本●バッテリーインジケーター表示●パワーセービング機能●日付・曜日表示●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●耐低温仕様●操作音ON/OFF切替機能●LEDライト

 

カシオ計算機 お客様相談室
03-5334-4869
http://g-shock.jp/

 

取材・文・撮影/横山博之

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