アルファ ロメオのクアドリフォリオは、まさに走る芸術品!【今語りたい名車 Car No.35】
あらゆる部分がイタリアらしい最速のスポーツセダン!
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第35回の名車はアルファ ロメオ クアドリフォリオです。
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1960~70年代の名車の伝統的な名前を受け継いだジュリアは、現在のアルファ ロメオのラインナップのフラッグシップを担うスポーツサルーン。
アルファとしてはほぼ25年ぶりのフロントエンジン+後輪駆動(一部には4WDモデルもあり)のプラットフォームに、基本は2リッター直列4気筒ツインターボエンジンを搭載。 トップグレードのクアドリフォリオはやや特別な位置付けで、このモデルのみフェラーリ由来の2.9リッターV6ツインターボを搭載。
510ps/600Nmを発揮し、0-100km/h加速3.9秒、最高速度307km/hという高性能を誇り、2016年のデビュー直後にはニュルブルクリンクにおける市販セダン最速ラップを叩き出した。
アクティブトルクベクタリングやアクティブサスペンション、アクティブエアロスプリッターなど、走りに主眼を置いた様々なシステムも備える。
価格はほかのジュリアが446~597万円という価格帯であるのに対し、1132万円と、こちらも特別な位置付け。
●ここにも注目!
昨今のスポーツセダンのトレンドを踏まえながら、アルファ ロメオらしいアイコニックなデザインが施されたスタイリング。
室内は大人4人の移動には不足のない快適なしつらえで、乗り心地も良好。
インテリアにもカーボン素材が多用され、引き締まった雰囲気だ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2018年本誌掲載時点のもの)
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