デロンギが打ち出す新機軸! 「空気清浄機能付きファン」発表!
去る6月6日、代官山ヒルサイドプラザにてデロンギの新製品「空気清浄機能付きファン」が発表されました。 これはイタリアと日本の共同開発でうまれた、扇風機とも空気清浄機とも一線を画す製品なんだとか。コンフォート部門研究開発ディレクター エンリカ モンティチェッリ氏のお話を交えて、デロンギの新機軸を紹介します。
快適さを追求して辿り着いた“3Dの風”
デロンギで行った意識調査によると、現在の空調家電に「体のだるさ」や「手足の冷え」を感じると4人に1人が不満を持っているとのこと。 そこでデロンギでは、風を体に直接当てるのではなく、体を優しく包み込む風の開発に取り組むことに。
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そして辿り着いたのが、風を空間で捉えるという発想でした。「人にとっての快適な環境を作るには、温度と空気の質はとても重要。空気清浄機能付きファンは、今までの概念とは違う3Dの風を提供する画期的な製品です」とモンティチェッリ氏は語っています。
3Dコンフォート・エア テクノロジー
デロンギが3Dの風を生み出すために注目したのは、コアンダ効果。 コアンダ効果とは、気流や液体が流れるとき、湾曲した壁があるとそちらに吸い寄せらていく性質のことです。
「空気清浄機能付きファン」は、円柱に近い形状になっており、この効果をうまく活用しています。
本体に取り込んだ空気を、1度背面パネルに押し当て、左右から風を放出します。本体に沿って前面に回り込んできた風が、正面でぶつかり合うことでやさしい気流が生まれます。 直接風が当たらないから、長時間使っても、体がストレスを感じないんだそうです。
上部に搭載された空気清浄フィルターがPM2.5や花粉、ホコリなどを除去しながら空気を取り込みます。さらに、肌寒い日にはPTCヒーターが風を温めて送り出してくれます。
首振りやタイマー、風量調節もリモコンで操作できるから、本体から離れた位置にいても、ベストな送風をさせることができます。
日本ではイタリアに先駆けて、6月8日から販売が始まっています。価格はオープンですが、市場想定価格は¥59,880(税抜)。 お部屋の空気を清浄機でリセットして、心地よい空間を作り直してくれそうな、新しいタイプの空調家電です。
デロンギ・ジャパン
http://www.delonghi.co.jp/
取材・文/横山博之 写真提供/デロンギ・ジャパン
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