大ヒット作、糖質カット炊飯器はどのようにして誕生したのか?
ヒット商品の中には我々の想像をはるかに超えたモノも存在する。
担当者はいかにしてこの斬新なアイデアを大ヒットに導いたのか?
今回は、その独自の機能が受けて2か月待ちまで発生した『糖質カット炊飯器』の誕生秘話を、サンコーの広報さんから伺いました!
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ほかにはない機能が受けて爆発的ヒット!
「いつものご飯を低糖質に『糖質カット炊飯器』」は、ご飯の糖質を33%カットして炊飯でき、ゆるやかに糖質制限を応援する炊飯器です。
糖尿病の母を持つエンジニアがおり、母でもご飯が食べられるよう、どうにかして糖質をカットできる炊飯器が作れないかと考えたのがきっかけです。
実際の開発は中国の協力会社で行われましたが、日本での展開にあたり、少量でも炊くことを考え、1合炊きに対応できるよう工夫しています。
糖質をカットする仕組みは、炊飯中に糖が溶け出したお湯を一旦排出し、新しい水を注ぐ機構にあります。
発売前に初期ロットが完売し、今年の春ごろは、入荷が2カ月待ちの状況でした。
今後は、もっと小さいサイズが欲しいなど、ユーザーからの要望はどんどん協力会社へ伝えて、糖質カット炊飯器をよりよいものにしていきたいです」(サンコー広報)
サンコー
いつものご飯を低糖質に『糖質カット炊飯器』
¥27,593
独自の炊飯機構で、ご飯の糖質を33%カットして炊ける。ご飯のかたさが5段階で選べる炊飯モードを搭載し、玄米も炊ける。蒸し料理モードで蒸し肉や温野菜も調理できる。最大6合炊き。
お客さまお問い合わせ先
サンコー https://www.thanko.jp
取材・文/金山 靖 撮影/村本祥一(BYTHEWAY)
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