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もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

ゴロゴロゴロ……。

この頃は海外からの観光客は増え続ける一方ですし、小型タイプを普段使いする人も多くなって、キャリーケースを見ない日はありません。重い荷物を運ぶのにこれほど楽な道具はないですから、人気ぶりもうなづけます。

しかし、周囲にとっては「邪魔」と感じることもしばしば。ときには転倒による打撲や骨折といった重大トラブルも……。鉄道各社や国民生活センターではおよそ10年ほど前からマナー啓蒙活動を行っていますが、なかなか問題解決には至っていないようです。

そうした状況に一石を投じる製品が発売されました。それが、はるやまの「クロスケース」。かつてない画期的な構造を、実際に味わってみました。

 

専有スペースを大幅に削減した!

キャリーケースの何がまずいかといえば、思っている以上にスペースを取ってしまうということ。引くときにキャリーケース本体は視界に入らないので、他人の動線を邪魔してしまっていることに気づかないんです。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

ちょっと容量が大きなモデルなので単純比較はできませんが、一般的なキャリーケースを引くと、こう。後方にもう1人分のパーソナルスペースが必要になる感じに。

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ところが「クロスケース」の場合は、こんな感じ。増えるスペースは、0.5人分くらいといった感じで済みます。

写真を見れば明白ですが、この省スペース性を実現したのは本体をひし形のように傾斜させて携行できる独自形態を採用したため。2輪キャスターの対角にシングルポールハンドルがついているんです。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

「クロスケース」の省スペース性は、正面側でも。一般的なキャリーケースの場合、正面から向かい合ったら「でかいのが来たな」と身構えますが……

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「クロスケース」は実にスリム。一般的な手提げバッグと同じくらいで、威圧感を与えません。

横切られても正面から来られても、これまでのキャリーケースが占めていたスペースを大幅に削減し、「ネガティブな意味での存在感」もかなり抑えられているんです。

 

自然な姿勢で持てるから疲れにくかった!

「クロスケース」のよさは、それだけではありません。実際に使ってみて感じたのは、優れた引きやすさでした。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

多くのモデルは、この写真のような形でハンドルを握ることになります。手のひらの向きは正面に。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

しかし「クロスケース」の場合、手のひらは体のほうを向いた状態でハンドルを握ることができます。至極、自然な状態です。手のひらを正面に向かせた状態で荷物を引いていると、だんだん手首や前腕あたりが痛くなってきますが、こちらの場合は腕全体がまんべんなく使われるようで、長時間の利用でも疲れを感じにくかったです。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

グリップには凹凸が設けられ、指がひっかかるようにしてあるのもポイントです。

一般的なキャリーケースに比べてキャスター間が狭く、荷物の重心も体に近いため、最初のうちは扱いに少し戸惑いました。しかし、使って10分もしないうちに扱いに慣れ、混雑する駅内でもスイスイ動けるようになりました。小回りが利き、クイックターンも可能です。

 

内装もフラットでかなり使いやすかった!

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

実用面もなかなかです。

一般的なキャリーケースの場合、キャリーハンドルを内蔵させるために内装に凸部があるものですが、「クロスケース」はシングルポールハンドルをケース側面に内蔵しているため、内装はスッキリ。箱状の荷物も、余計な隙間なく収納できます。

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

正面には、スマホや財布などが入る小型ポケットと、クッション芯付きでPCや書類の収納に向くラウンドファスナーポケットを装備。

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背面にもファスナーポケットを備えています。

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メイン収納のファスナーは、南京錠を付けられる仕様。

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手持ちハンドルには厚めのクッションが付けられていて、階段の上り下りの負担感を軽減します。

 

「事故やトラブルを少しでも減らしたい」

この画期的なキャリーケースはどうやって開発されたのか? はるやまホールディングスの山本剛士執行役員にお話を伺いました。

──開発のきっかけは?

「キャリーケース使用時、人ごみで接触してしまうトラブルに着眼しました。周りの迷惑になりにくい製品をつくりたかったんです。約2年間の歳月をかけて試行錯誤を繰り替えし、最終的に2輪かつひし形のこのスタイルが完成しました」

──安定するだけでなく、持ちやすさも魅力ですよね。

「まっすぐ腕を下ろし、グリップに添えて歩行するだけでケースが横についてくるのは、他のビジネスバッグと同様なんです。それにバッグの重量が手持ち部分の真下にかかりますから、重さも気になりにくいんです」

──どのような方に使ってもらいたいですか?

「たくさんの荷物を運ばれる多くの方にお使いいただきたいですが、特に出張が多いビジネスパーソンに最適だと考えています。駅や空港など、混雑している場所でのキャリーバッグによる事故やトラブルを少しでも減らせればと思い開発した商品ですので、その実現の手助けになれれば幸いです」

 

もう邪魔モノ扱いされない!画期的キャリーケース「クロスケース」誕生!

はるやま「クロスケース」¥36,000(税抜) W41×H56×D18cm、容量44.5L、重量3.5kg

 

必要以上にスペースを使わないという周囲への気遣いと、楽に持てるという自分自身への気遣い。キャリーケースというジャンルに、これまでになかった価値観を与えてくれる逸品です。

 

カラーはブラック、ネービー、カーキ、レッドの全4色。全国のはるやま店舗とP.S.FAアルデ新大阪店で販売されています。

 

はるやまお客様相談室
0120-923-924
公式Webサイト

 

取材・文・撮影/横山博之

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