【使ってみた】ソメスサドルのスマート財布が素晴らしいデキ!
2018年も終わりに近づき、新年を迎えるにあたり、財布を買い換えるにはとてもいいタイミングがやってきました。
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MonoMax編集部では、いま大注目を浴びている「スマート財布」を何度か取り上げてきました。「スマート財布」とは、いまの時代に合ったコンパクトな財布のことを指しています。キャッシュレス化の波が押し寄せ、カード類もアプリで完結できるようになってきたことで、大容量の財布が不要となる方が増えてきたことから、いま需要が高まっています。
そんな大人気のスマート財布ですが、個人的にはスマート財布の最大の欠点は「なんとなくカッコよくない」にあったような気がします。長財布ブームが長く続いたことで、大人が小さい財布を取り出すのに負のイメージがあるのかもしれません。でも、小さいながらもカッコいい、存在感のある財布をソメスサドルが提案してくれました。それが今回ご紹介する、このディアマンシリーズです。
なんといってもコードバンが美しい!!
こちらのお財布、本体の革にはオイルコードバンを採用しています。
コードバンはご存知の通り、馬のお尻の革で、いま価格が高騰しており、ざっくりいうと、10年前の2倍以上の値付けになっているのではないでしょうか。しかし、コードバンだからこそ得られるこの独特のツヤや光沢はなかなか得られず、多くのファンの心をつかんでいます。
ソメスサドルのこのコードバンはアニリン染料とオイルを革の中まで浸透させるためドラムで染色。さらに丁寧なグレージング仕上げを施したそう。革本来の表面を生かした自然な風合いと、奥行きのある表情がでているのではと思います。近くでぜひ見てほしいのですが、コードバン独特のツヤが本当に美しいです。
使い込むうちに表れる経年変化もコードバンの特徴。使ううちに本来のツヤ、光沢を放ち美しい変化を遂げていってくれます。
容量的にも充分かなと思います。
カード専用ポケットは2つ、マルチポケットが5つ、7つのポケットが確保されました。そして小銭入れもあります。キャッシュレス決済が増えたことで、現金を使う機会は減ったとは言え、小銭入れをなくすのは難しいという方が多いのではと。この財布は専用の小銭入れが作られているので、スマート財布にありがちな、小銭スペースが小さすぎて取り出しにくい…といったことがありません。ある程度の容量を確保しているのに薄いこともポイントではと思います。
最後にソメスサドルについて解説します。
ソメスサドルの本社は北海道の歌志内市。メイドイン北海道のブランドです。ブランドの創業は1964年、一般の方にはレザー製品ブランドであることが有名だと思いますが、日本の馬具メーカーでもあります。北海道の開拓を支えてきた馬、そして馬具づくりの技術を生かした質の高い製品づくりに定評があります。本誌でも何度も登場している優秀なレザー製品ブランドです。
そして、今回ご紹介したディアマンシリーズは、お客さんの要望により誕生したコードバンのシリーズだそう。しなやかで美しいのに、求めやすい価格設定が魅力です。コードバンを使用しながらこの価格は確かにお買い得だと思います。他のブランドのコードバン財布と比較してもかなりリーズナブル。そして、内装のレザーにはロイヤルカーフを使用。ソフトな肌触りで自然な光沢感があり、大人っぽい印象です。
お正月でお財布の買い替えを検討されている方、また、スマート財布への移行をお考えの方にオススメの逸品ではないかと思います。光沢が本当に美しいので、ぜひ店頭で一度みてほしいです!!
問ソメスサドル青山店 03-5464-2555
撮影/村本祥一[BYTHEWAY] 文/編集部・ユズキ
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