気になったら買うっきゃない!最後のセロー
マルチに使え、永く付き合えるオートバイ
近年、スタイリッシュなデザインに先進の技術を搭載するバイクを展開し、ライダーの心を掴んでいるヤマハ。その中にあって、シンプル&スタンダードなスタイルを貫き、根強いファンの多いバイクとしても知られているのが「SEROW250」。
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1985年に登場し、「マシンを操る楽しさ」と「より深く自然の中に入り込める機能」を追求、「二輪二足」をキーワードとし、オフロードはもちろん、オンロードも快適に走れ、その軽快なハンドリングと扱いやすいエンジンが相まって、ビギナーからエキスパートまで幅広いライダーに愛され、ロングセラーとなっている。
そんなセローの歴史を締めくくる「SEROW250 FINAL EDITION」が2020年1月15日に発売される。気になるバイクとして常にその名が挙がり、近年人気のキャンプツーリングにも最適なモデル。新車を手に入れることができるのはこれが最後。気になったら、手に入れるしかない一台となっている。
ビギナーからエキスパートまで虜にするボディ&エンジン
軽量かつ剛性にも優れるセミダブルクレードルフレームは、軽快なハンドリングに寄与し、ライダーとの一体感も実現してくれる。軽く、強靭なボディに搭載するのは、249ccの空冷単気筒エンジン。SEROWの魅力となる軽快感や低中速域の扱いやすさを生み出し、様々なシーンで力強く、快適な走りを味あわせてくれる。
しなやかな走りとオンオフ問わず、タフに使える足まわり
軽快かつアクティブな走りもSEROWの魅力。最適なサスペンションセッティングがされたフロント&リアサスペンションにマシンの絶妙なコントロールを実現してくれるフロント245mm径、リヤ203mm径のディスクブレーキ、そしてフロント21インチ、リヤ18インチの軽量アルミ製リム&低騒音を考慮した専用タイヤの装備によって、オンオフ問わず、快適かつタフな走りを楽しむことができる。
快適なポジションと視認性の高いメーター
シートは程よい厚みと硬さとし、旅などの長距離ライドから林道等のトレールライドまで、疲労の少ない乗り心地を実現。また跨りやすく、スリムなシート形状、そして830mmのシート高で、スムーズな体重移動や優れた足つき性、さらに自由度の高いライディングポジションを取れるようになっている。メーターは、スピード、時計、ツイントリップ機能を備えるマルチファンクションディスプレイとなり、小型ながらもシンプルで見易いものとなっている。
スマート&ファイナルエディション特別デザインで魅力倍増
スマートなボディにマッチする小型のヘッドランプ&カウルのフロントマスク、2018年の復活の際に新たに設計されたスタイリッシュなリヤフェンダー&LEDテールランプ、そしてファイナルとなるこのモデルでは、初代モデルをオマージし、質感と耐久性を向上、そしてボディアクセントにもなるカラーフレームが採用されている。さらに、シュラウドのグラフィックもレッドカラーのSEROWロゴ、カモシカのグラフィック、ゴールドリムも加え、特別感を感じられる仕様となっている。
SEROW FINAL EDITION
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):2100×805×1160
シート高(mm):830
総排気量(cc):249
エンジン:空冷4ストロークSOHC単気筒
最高出力(PS/rpm):20/7500
最大トルク(kgf・m/rpm):2.1/6000
燃料タンク容量(L):9.3
価格:¥588,500(税込)
カラー:パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/グリーン)、パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/レッド)
【問い合わせ】
ヤマハ発動機株式会社 カスタマーコミュニケーションセンター 0120-090-819
公式ホームページ https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/serow/
取材・文/安室淳一 写真提供/ヤマハ発動機
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