冬登山で役立った!技ありアウトドアギア~極私的BEST5~発表します!
編集部/高田
「ひと手間でこんなに変わる?」知ればもっと美味しくなる!“秋の味覚・サンマ”の豆知識と骨の上手な取り方を食の専門家が詳しく解説
11月の三連休は、南アルプス・鳳凰三山へ登山をしてきました!
今回は、1泊2日のテント泊。予報だと雪は降りませんが、山頂付近は-3℃。
夏登山の装備では到底耐えられません。
ましてや冬季登山は初体験。アレやコレやと集めつつ、足し算引き算しながら選んだ結果、道具はザッとこんな感じになりました。
<衣>ザ・ノース・フェイスのハードシェルと光電子グローブ、マウンテンイクイップメントのダウンパンツ、パタゴニアのダウンセーターフーディー <住>サーマレストのZライト ソル、シートゥーサミットのエアロピロー、モンベルのダウンハガー、ザ・ノース・フェイスのマジックブランケット <食>プラティパスとナルゲンのボトル、プリムスのバーナー……などなど
結果的には天候にも恵まれ、薬師岳の山頂からは富士山と北岳を望む雄大な景色が!
↑日本第二位の高山、北岳がドーンと目の前に! いつか登りたいです。
そこから八ヶ岳の山々を見ながら稜線を歩き、鳳凰三山の最高点である観音岳(2840m)に到着。
時間の関係で地蔵岳までは行けませんでしたが、南アルプスの絶景を楽しむことができました。
さて、今回はそんな登山道中で個人的に役立った、“これは便利で技あり!ギア”を紹介したいと思います。
それでは……発表します!
第5位
『ソトのミニポップアップテーブル フィールドホッパー』
「登山と関係あるの?」と思われるでしょうが、これがテント内で大活躍!
パカッと天板を開くだけでテーブルに早変わり。食べ物や飲み物を安定しておけるので、大切なテントを汚す心配がないんです。
おまけに重さ365gと軽量。テント泊であれば持ち運ぶ価値は十分あると思います。
こうしてヤカンでホットワインを作りました♪
第4位
『サーモスの山専ボトル』
これがなくても山は登れる。
でも、せっかく登るなら美味しいホットコーヒーがあったほうが楽しい!というワケで今回初導入。
じつは山頂で万一水が凍っても、これにお湯を作って入れておけば何かと安心かなとも思ったのですが、これが大正解。
極寒だった夜はウイスキーを割って体を温めたり、朝はお茶パックを入れてリラックスすることができました。
第3位
『アイスブレーカーのロングスリーブ クルー』
夏は速乾性が高い化繊のベースレイヤーを愛用してますが、今回は冬。
保温性に優れつつ、汗が乾きやすい一枚を求めてアイスブレーカーをチョイス。
ウールならではの温暖調整効果は抜群で、登山中はこれ一枚で十分でした。
山頂付近ではこの上にフリースやダウンを羽織りましたが、肌から温かさを実感できることは安心感にもつながり、下山まで快適に過ごすことができました。
冬季登山において欠かせないウエアになりそうです。
第2位
『マウンテンイクイップメントのダウンパンツ』
じつは下半身の防寒対策がいちばん不安でした。
というのも、僕の寝袋は冬季用ではないので、とてもマイナス地では耐えられない。
新調するにも予算の問題があるので(笑)、コンパクトに収納できるこのダウンパンツを寝袋と併用してみることにかけてみました。
案の定、夜中は冷風が吹き荒れ、地面からは凍るような冷気が……。
しかーし、ダブルの保温効果で朝まで熟睡!
おまけに風を防いでくれるので、山頂付近では行動着として使え、その活躍の場は予想以上に広かったです。
第1位
『ザ・ノース・フェイスのETIPグローブ』
とてもじゃないけど寒すぎて素手では行動できない。
かといって、写真を撮るたびにグローブをはずすのも面倒くさい。
そんなワケで、今回、最も活用した“技ありギア”第1位は、ETIPグローブに決定!
着用したままでもタッチパネルが操作できるので、「この景色、ヤバイ!」なんてときもスムーズに撮影できたし、テントを張るといった作業も問題なく行えました。
これからの季節、街でも十分に使える汎用性を含めて大満足です!
以上が今回の登山で、ちょい足ししてよかったギアです。
あくまでも個人の感想なのですが、少しでもお役に立てたらうれしいです。
最後に……番外編★
多少荷物になると思いつつも、富士山を見ながら飲む『コーラ』は最高でした(笑)!
Photo/Yoshinori Saeki
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