クールインナーで暑い時期もヘッチャラ!
暑くても走りに行きたくなるのがライダーというもの。晴れれば、足が自然とバイクに向いてしまうのも性。だが、これから梅雨の時期を迎え、その次に暑い夏がやってくる。
年々、暑さが厳しくなると同時に熱中症対策が重要となってくる。気温の高い屋外で、熱いエンジンに跨るライダーであれば、さらに熱中症対策は必須。現在、様々なものが登場しているが、中でもお手軽なのがインナーギア。
「スズキの通好みネイキッド、トライアンフの王道クラシックほか」ひとクセあるけど絶対おすすめ!ジャンル別“プロが今乗りたい大型バイク”7選
中でも、近年ライダーの間で話題となっているのが、冬場、ライダーたちに人気の電熱インナーウェア「ヒートマスター」を展開するリベルタが登場させた「FREEZE TECH(フリーズテック)」。最新のテクノロジーを採用し、熱くなった身体をクールダウンさせ、暑い時期のライディングをサポートしてくれる。
そして2020年、製品はアップグレードされ、新たなモデルが登場。夏でもバイクを存分に楽しみたいと考えるライダーであれば、是非手に入れて欲しい1枚となっている。
涼しさの秘密は特殊プリント
湿気の多い梅雨の時期や気温の高い夏場でも、安全のことを考え、ライダーはアウターを活用する。アウターにはメッシュ素材を用いたものが多く、一般的なアウターより幾らかは涼しいが、それにも限度がある。そこで活用したいのがインナーアイテム。フリーズテックのアイテムには、最先端の冷感テクノロジーが搭載されている。それが、エリスリトール&キシリトールを含有した特殊プリント。これは、一般的な水分を気化させることで皮膚の温度を下げるものとは異なり、特殊プリントで処理された繊維が皮膚から発生する成分(汗)を吸収すると、その吸熱特性によって繊維自体の温度が下がり、冷感を付与する。通常生地の場合、10秒で3.1度下がるところ、フリーズテックはさらにー1.4度下げてくれる。また、風を受けることによって、より強く冷感を感じることができるということもライダーにマッチしている。
普段使いが可能&お手軽アイテムもラインナップ
ベーシックに使えるモデルとしては、半袖&長袖のインナータイプのシャツだが、あくまでもインナータイプなので、これだけを着て、外に出るのには少々抵抗がある。だが、今季から1枚でサラッと着れ、普段使いもOKなポロシャツタイプも登場。暑いのが苦手な人や夏でもジャケットを着なければいけない人などにはピッタリのアイテムとなっている。そのほかにも、夏場無防備がちな首回りをサポートしてくれるフェイスカバーやスポーツ時におでこや首に巻いて使える便利なバンダナタイプ&冷感がアップ&持続する衣類用クールミスト(アルコールフリー)のセットなどもラインナップしている。
ニューモデルを試して体感
今季から登場したライトウェイト素材を採用したシリーズで最も薄いモデルを実際に試してみた。素肌に着てみると少しヒヤッとした感覚が得られ、確かに薄くて軽い。通気性の良いメッシュジャケットの下に着用し、バイクに跨る。撮影時の気温は約27度、メッシュジャケットといえど、着ると暑い。走りはじめは風が当たると少し涼しさを感じる程度であったが、次第に汗をかき始めると、インナーが威力を発揮。生地が汗に反応し、さらに走行風もプラスされて、確かに冷感がアップしたように感じた。また、吸湿速乾性にも優れているので不快感も少なく、夏場ライドの疲労の原因となる日焼けもUVカット仕様で安心、さらに適度なコンプレッションによって筋肉をサポートしてくれるので、疲労も軽減させてくれる。暑さと疲労の軽減は、ライダーにとっては嬉しいところ。これからの時期のライドに活躍してくれると感じた。
FREEZE TECH
冷却ライトウエイトインナーシャツ長袖クルーネック
価格:¥7,800(税抜)
サイズ:S-2XL
カラー:ネイビー、ホワイト
冷却インナーシャツ半袖クルーネック
価格:¥5,200(税抜)
サイズ:S-3XL&Women
カラー:ブラック、ライトグレー、ホワイト
冷却ポロシャツ(鹿の子編み)
価格:¥7,800(税抜)
サイズ:S-2XL
カラー:ネイビー、ホワイト
冷却フェイスカバー
価格:¥2,800(税抜)
カラー:ブラック、ホワイト
氷撃クールバンダナ&衣類用クールスプレーセットボトル
価格:¥2,700(税抜)
【問い合わせ】
リベルタ TEL.0120-718-456
公式ホームページ https://freezetech.jp/
取材・文/安室淳一 写真提供/リベルタ
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする