ジャストサイズのスーパースポーツで風になる!
”操る喜び”と”刺激的な走り”をバランス良く味わえる一台
”速さ”を感じさせるルックスに先進の技術が搭載し、ライダーであれば、一度は所有したいと考える人も多い、近年人気の高いカテゴリーが”スーパースポーツ”。排気量も様々有り、250ccだと少し物足りない気がする、でも1000ccだと操る自信がないと悩む人もいる。そこで今回紹介するのが、パワー、操作性、そして刺激のバランスが良く、”走り”を楽しむことができるミドルクラスのニューモデル「ホンダCBR600RR」。このモデルは、バイクのひとつの楽しみであるレース(市販車によるもの)のベースモデルとして高いポテンシャルを持つとともに、普段も楽しく乗れる”丁度良い”スーパースポーツモデルとして作り上げられている。見た目の所有感とともに、一度跨ることでスイッチも入るモデル。スポーティな走りを楽しみたい、そしていつかレースにも…。そんな未来を考えている人にはピッタリの一台となっている。
「チョイ乗りにちょうどいい」電動アシスト自転車開発から生まれた電動キックボード、デイトナモビリティ“DK01”は安心?快適?乗り物ライターが体験レポート
ライダーの心を掴む機能的なデザイン
見るからにスピード感とアグレッシブな雰囲気を漂わせるスタイリング。車体デザインは、バイク界の最高峰となるレースMotoGPに参戦するマシン「RC213V」の空力技術がフィードバックされたフラッグシップモデルCBR1000RR-Rの開発で培われたノウハウが投入されている。重いものを車体の重心付近に集める”マス集中フォルム”を基本とし、徹底した空力性能アップを追求したスタイリングとするこで、優れた防風性能とハンドリングを実現。サイド部分には、コーナー進入時や旋回中の安定感を向上させる効果を持つ、ウイングレットを採用している。
快適な走りと操る喜びを実現する先進の装備
搭載する599ccの水冷直列4気筒エンジンは、圧倒的なパワーや力強いトルク感を感じ、レスポンスも高い。また日常使うことの多い速度域での扱いやすさも追求されている。その他、エンジンの高回転化に伴う吸入空気量を確保したスロットルボディーや排気効率のアップを追求したエキゾーストパイプ、スムーズな駆動力の伝達と扱いやすさを追求したアシストスリッパークラッチ、そして緻密な車体コントロールの実現をサポートする車体姿勢推定システムなども搭載される。さらに、走行状況やライダーの好みに応じた、走行フィーリングを選ぶことができるライディングモードやサーキット等でのアグレッシブなライディングの際に役立つHondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)も用意されている。
コンパクトな灯火類と状況を明確に伝える多機能メーター
ヘッドライドとテールライト、ウインカーはすべてLEDを採用し、軽量・コンパクトながらも高い被視認性を確保。またウインカーには、ハザードランプを高速点滅することで急ブレーキをいち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルも採用される。メーターは、多くの電子制御システムを搭載するモデルだけに、状況をライダーに的確に伝えるため、メーターには、視認性に優れるフルカラーTFT液晶メーターが採用されている。メーター背景を4種類(白、黒、カーボン柄、アルミヘアライン柄)から選択でき、自動調光式の液晶バックライトも備えている。
HONDA CBR600RR
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):2030×685×1140
シート高(mm):820
車重(kg):194
排気量(cc):599
タンク容量(L):18
最高出力(PS/rpm):121/14000
最大トルク(kgf・m/rpm):6.5/11500
カラー:グランプリレッド
価格:160万6000円(税込)
【問い合わせ】
ホンダお客様相談センター TEL.0120-086819
公式ホームページ https://www.honda.co.jp/CBR600RR/
取材・文/安室淳一 写真提供/本田技研工業株式会社
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする