街乗りからツーリングまでGOGOGO!
安心の走り、快適な乗り心地、優れた燃費性能を備えたマシン
バイクに乗る上で、快適かつ安全に乗りたいと思うことは当然だが、バイクはそれぞれ、排気量や装備する機能、エンジンの特性に乗り心地、そして操作性も異なる。
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ライダーによって好みも様々だが、スリリングなスポーツライドよりも快適かつ安心感のあるツーリングライドを好む人にマッチする一台を今回はご紹介。
ホンダの「X400」は、2013年にクロスオーバーコンセプトを元にライダーの冒険心を高めるダイナミックかつ力強いデザインと都会的なプロポーションを形成し、容量を増した専用のタンクや自由度の高いダブルシート、そして走行風を軽減させるウインドスクリーンが特徴とするモデルとして登場した。
それ以降、幾度のモデルチェンジが行われ、完成度を高められて現在のモデルに至る。アップライトなポジション、安定感のある走り、そして優れた燃費性能で快適なツーリングライドを存分に楽しむことが可能なライダーに優しい一台となっている。
力強い走りと心地よいサウンドがライダーの気分を上げる
搭載する399ccの直列2気筒エンジンは低振動化とコンパクト化を実現。街乗りで多用する低・中回転域で粘りのある特性とし、力強い走りを実現している。またインジェクションシステムの最適化を図ることで、スロットルの開け具合に対して素早く反応、さらに静粛性もアップさせている。そして独特な断面のショートマフラーが奏でるツインエンジン特有の低音の効いたサウンドがライダーの気分を昂ぶらせてくれる。
ライディングをサポートする快適装備
ライダーが気分良くかつ快適に走ることをサポートしてくれる装備も充実。スピードや燃料計に時計等の表示が見やすく、さらにシフトタイミングを知らせるシフトアップインジケーターを備えたLCDメーターや様々なシチュエーションにおいての安定感と急な路面変化にも対応可能なハンドリング特性を追求して採用された高剛性のテーパーハンドルを採用。またクラッチレバーの操作荷重を軽量化し、扱いやすさを追求したアシストスリッパークラッチに50km/h以上での走行時、急ブレーキ操作を行っているとシステムが判断をした際にハザードランプを高速点滅させ、急ブレーキを後続車にいち早く伝えるエマージェンシーストップシグナルも備えている。
新たなカラーリング&デザインでイメージを一新
新たなカラーリングは、軽快かつ洗練された印象を与える「パールグレアホワイト」と重厚感に情熱的な印象を加えた「マットバリスティックブラック」の2色を展開。共にタンクシェルからフロントカウルのサイドパートにカモフラージュ柄のデザインがアクティブ&タフなイメージをプラスしている。ちなみにこのモデルには、兄弟車となる「750X」もラインナップしていて、大型二輪免許を持っている人やもう人クラス上の余裕のある走りを求める人は、そちらを検討しても良いかもしれない。
HONDA 400X
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):2140×825×1380
シート高(mm):800
車重(kg):196
排気量(cc):399
タンク容量(L):17
最高出力(PS/rpm):46/9000
最大トルク(kgf・m/rpm):3.9/7500
価格:82万6100円(税込)
【問い合わせ】
ホンダお客様相談センター TEL.0120-086819
公式ホームページ https://www.honda.co.jp/400X/
取材・文/安室淳一 写真提供/本田技研工業株式会社
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