ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーバイク
ハーレーダビッドソンで新たなる冒険の旅へ
ハーレーダビッドソンといえば、足を前に投げだし、ゆったりとしたライディングポジションで優雅に走りを楽しむアメリカンスタイルのバイクというイメージを持つ人がほとんど。そんなハーレーがこの春、これまでのモデルとは全く違ったスタイルのニューモデルを登場させた。それが先月発表された「パンアメリカ1250」で、ハーレーダビッドソン初となるアドベンチャーツーリングモデルで、オンロードだけでなく、オフロード走行も可能なモデルとなっている。軽量化をしつつ剛性を高められたシャシー(フレーム)に、新開発の水冷Vツインエンジン「Revolution®Max1250」を搭載。他の装備も充実させ、従来のハーレーダビッドソンよりもフレキシブルかつアクティブに使え、冒険を楽しみたいというライダーにマッチするハーレーの新たな世界を広げる一台となっている。
「ハンパない存在感と圧倒的走り!」唯一無二の大型ネイキッド“KTMのDUKEシリーズ”990cc&1390ccに乗ってみた
新開発のフレーム&エンジンに
多彩な走行モードで快適なライドを実現
新たに開発されたフレームは、車重を軽減しつつも剛性を高め、正確なハンドリングに寄与。特にツーリング(同乗者や荷物の積載時)シーンでの最適化がおこなわれ、オフロードでの操縦性に必要な俊敏なハンドリングを提供する。エンジンも新開発となり、排気量は1250ccでハイパワーとパワートレインの軽量化を両立している。また、コックピットに備える6.8インチのTFTタッチスクリーンは、視認性と操作性に優れ、ディスプレイでは、燃料や速度表示等の他、走行モードの選択も可能。モードは「スポーツ」「ロード」「レイン」「オフロード」「オフロード+」の5つに加え、ライダー自身でのアレンジが可能な「カスタム」モードの登録も可能。
ライダーの安全をサポートする技術と装備
車両には、加速時や減速時、またブレーキング時のトラクションに応じて車両の性能を調整する先進の安全技術「RDRS Safety Enchancements」を搭載。これは、悪路走破時や予期せぬ状況下での走行時にアクセルを開けたり、ブレーキをかけたりする際、ライダーが車両を制御しやすいようにサポートをしてくれる。また、イタリアの世界的にも有名なブレーキメーカーブレンボ社と共同開発をおこない、作りあげた最新のブレーキシステムも搭載されている。
専用機能を備えるスペシャルモデルもラインナップ
PAN AMERICA 1250 SPECIALは、スタンダードモデルの装備に加え、センサーからのデータを利用して、減衰力を自動的にコントロールをする電子調整式のサスペンションや静止・停止中にシート高を低くし、走行中は最適な車高の間で自動的に切り替えをおこなうアダプティブライドハイト、タイヤの空気圧をディスプレイ画面に表示し、空気圧が低くなると警告をインジケーターに表示するタイヤ空気圧モニタリングシステム、そしてセンタースタンド&工具を使わずにフットペダルの位置を2段階変えることができるマルチポジションリヤブレーキペダルも採用された特別仕様となっている。
HARLEY-DAVIDSON PAN AMERICA 1250&1250SPECIAL
【スペック】()はスペシャル
全長(mm):2265
シート高(mm):890(830)
総排気量(cc):1252
エンジン:Revolution®Max1250
燃料タンク容量(L):21.2
車重(kg):245(258)
価格:¥2,310,000(ビビッドブラック)¥2,339,700(リバーロックグレー)
*スペシャルは¥2,731,000(ビビッドブラック)¥2,761,000(ガントグレーメタリック、デッドウッドグリーン)¥2,786,300(バハオレンジ/ストーンウォッシュホワイト)
【問い合わせ】
ハーレーダビッドソン カスタマーサービス TEL.0800-080-8080
ホームページ:www.harley-davidson.com/jp
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする
関連記事