国内３大時計ブランドの最新作！ 間違いない一本はコレだ！

先進テクノロジーを生かした実用性の高い機能や高品質素材、優れたコストパフォーマンス。腕時計の購入を検討する際、国内３大ブランドは外せない候補だ。2021年の各ブランドの傾向としては、それぞれ強みの拡充を志向しているといえる。

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セイコーは「アストロン」「プレザージュ」などにおいて、デザインや機能、価格などのふり幅を広げる新作を開発。シチズンはスイス、ラ・ジュー・ペレ社との協業や強化耐磁性能の向上を果たした新キャリバーを、「ザ シチズン」「シチズン プロマスター」などで搭載した。G-SHOCKはチタンやレインボーIPなど、素材や加工方法で新たな表現を提案。３ブランドとも軸はぶらさずに、腕時計の魅力を深める挑戦を続けているのだ。
今回はそんな国内３大ブランドの最新作から、特にイチオシのモデルをご紹介する。

「セイコー プレザージュ」は日本古来の感性を受け継ぎつつモダンなスタイルを形成

セイコー プレザージュからは、日本古来の感性をデザインソースとしながらもスタイリッシュにまとめた「シャープエッジシリーズ」が新登場。交差する直線によって立体的に表現した麻の葉紋様や、伝統色である墨色を表現した文字板カラーが特長で、これまでの工芸的なアプローチとも違った、一層モダンなスタイルが新鮮だ。

GMT機能を持つ自動巻メカニカルキャリバー「6R64」を採用。ケースバックからその造形や動きを楽しめる。

レッドカラーでコントラストを利かせたGMT針がスポーティな雰囲気を醸成。デュアルタイム表示としても使用可能。

「シチズン プロマスター」の磁気を発する機器に囲まれても性能を維持できる新ダイバーズ

シチズン プロマスターの「メカニカル ダイバー200m」は、高い評価を集めるダイバーズを新ムーブメントCal.9051を搭載した強化耐磁仕様へとアップデート。16000A/mの磁気を発する機器に1cmまで近づけても性能を維持でき、スマホのスピーカーの磁気も問題ない。ケースと別体ベゼルには独自の表面硬化技術デュラテクトを施したスーパーチタニウムを採用しており、タフなデザインも個性的。

ベゼルと文字板には見る角度によって異なる陰影を作り出すピラミッドパターンを採用し、タフな印象に仕上げた。

ケース外周に台形の凹凸を大胆に付けることで強い外観とベゼルのグリップ性を向上。ラクに操作できる。

「G-SHOCK」はコンポジットバンドの採用でさらにタフネスな印象を強化

最後にG-SHOCKからは、MT-Gに登場した　精悍なコンポジットバンドモデルをおすすめ。MT-Gは独自のメタルコアガード構造と最新の強化構造であるカーボンコアガード構造を実装した人気シリーズで、この最新作では高強度＆軽量なコンポジットバンドを採用。付け替えバンドも同梱したことで、幅広いユーザーのニーズに応えている。

メタルの質感、強度を取り入れながら、適所に樹脂を取り入れることで軽量化を実現したコンポジットバンドを採用。

交換バンドも同梱されている。G-SHOCKのブランドカラーである赤色の樹脂製で、スポーティな印象が強まる。

３大ブランドの強みが生かされた優秀作、どれを選んでも納得の一本だ。