大型二輪ビギナーでも乗りやすく、軽快な走りを楽しめる
イタリアが世界に誇るオートバイブランドといえば「ドゥカティ」。”イタリアの赤いバイク”と言えば、想像できる人も多いかと思う。そのラインナップは、”速さ”を象徴するスーパースポーツからアクティブなツーリングを楽しめるアドベンチャー&スクランブラー、また重厚でパワフルな走りのクルーザーと幅広い、その中でも確固たる個性を築き、根強い人気を誇っているのが、今回紹介するネイキッドタイプのモンスターである。初代モデルは1993年に登場、これまで様々なモデルを展開し、ライダーたちの心を掴んでいる。そんなモンスターが2021年、更なる進化を遂げて登場、それが新型モンスター&モンスター+である。軽量で扱いやすく、シティ、ワインディング、サーキットと幅広いシーンでスマート&速く走ることができ、そしてスポーティ&エレガントなスタイルは写真映えもする、シンプルにカッコよくて楽しく走れるバイクが欲しいという人にフィットする一台となっている。
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幅広いシーンで楽しめる痛快なエンジン
コンパクトに仕上げられたボディに搭載するエンジンは、937ccのV型2気筒デスモドロミック・テスタストレッタエンジン。軽量化も行われ、更なる走りのパフォーマンスアップともに扱いやすさも実現している。前モデル(モンスター821)と比較すると、特に公道走行で頻繁に活用する低回転域でのトルクの厚みを増すことで、シティライドでもそのパワフル&レスポンスの良さを感じることができ、”走る”楽しさを体感することができる。
新生フレームの採用で扱いやすさと走りもアップ
見た目の大きな変化を感じさせるのが、これまでモンスターの代名詞となっていたトレリスフレームの廃止。新たなフレームは、スーパースポーツモデルのV4から派生したフロント・フレームを採用し、見た目のスリムさとともに軽量で、スイングアーム&リヤフレームも軽量化も相まって、扱いやすさと軽快なハンドリング&走りに大きく貢献している。また実際に跨ると、ニーグリップもしやすく、コントロール性もグッと高められている。
先進の電子制御システムの搭載で安心&快適なライドも
もちろん、最先端の電子制御システムも搭載。標準で装備されているのは、ライダーの好みに合わせて調整が可能な3つのレベル(スポーツ、ツーリング、アーバン)を設定したライディングモードに、安全性と効率的な走りをサポートするドゥカティ ・トラクション・コントロール(DCT)、ドゥカティ ・ウィリー・コントロール(DWC)、そしてスムーズなシフトアップ&ダウンを行うことができるクイックシフター。これらによって、ライダーは自分の好みや路面状況に応じて、設定をすることが可能となっている。
手軽にカスタムが楽しめるキット&デカールもラインナップ
モンスターに個性を与え、より楽しむことができるようにと用意されているのが、カバーキットやデカールキット。タンクカバー、シートサイド・ボディパネル、シートカバー、ヘッドライド・フェアリング、そしてフロントフェンダーで構成されるカバーキットをはじめ、タンクカバー&シートサイド・ボディパネル、タンクステッカー&シートサイド・ボディパネル、そしてタンクステッカー等、それぞれデザインの異なるキットが用意され、オーナーはカスタマイズを気軽に楽しめるようになっている。
Ducati Monster(Monster+)
【スペック】
シート高(mm):775
総排気量(cc):937
車両重量(kg):188
エンジン:水冷V型2気筒4バルブ デスモドロミック
最高出力(PS/rpm):111/9250
最大トルク(Nm/rpm):93/6500
燃料タンク容量(L):14
カラー:ドゥカティ・レッド、アビエイター・グレー、ダーク・ステルス
価格:¥1,445,000(税込)(¥1,495,000(税込))
*モンスター+には、パッセンジャーシートカバーとマイクロビキニカウルが装備
【問い合わせ】
ドゥカティジャパン お客様窓口 TEL.0120-030-292
公式ホームページ https://www.ducati.com/jp/ja/bikes/monster/monster
取材・文/安室淳一 写真提供/DUCATI JAPAN
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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