麻布テーラーのRe:カスタマイズサービスが大切なスーツに新たな息吹をもたらす!【MonoMaxが注目するSDGsモノ Vol.03】
これからも、ステキなモノと出会うために。
今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。
第3回に紹介するのは
麻布テーラーの
Re:カスタマイズ
と呼ばれるサービスです。
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『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。
「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
役目を終えたドレスアイテムを新たな形へと再構築する
何よりも身近なアイテムを提案してきたからこその提案だ。
オーダースーツを主事業とする麻布テーラーでは、今夏から環境に配慮したサステナブルプロジェクト「Re:カスタマイズ」をスタートさせる。
これは、洋服としての役目を終えた麻布テーラーのアイテムを新たな形に再構築することで、もう一度活躍する機会を設けようという企画。
スーツやジャケットはブートニエールへ、シャツはエコバッグへ、ネクタイはポケットチーフやカバードボタンへと再生してくれる。
使い古したスーツやジャケットの生地を再利用し、ブートニエールに。¥3,300(2個セット)
馴染んだシャツは、抜き手のハンドルが付いたエコバッグへと生まれ変わる。¥1,650
ネクタイは、同じく胸元を彩るためのポケットチーフへとアップサイクル。¥2,200(2枚セット)
ネクタイの別の再生先として、洒脱なカバードボタンにする選択肢も。¥2,200(大小20個セット)
一人ひとりの体型に合わせたオーダー製品は受注の体験や着心地のよさを通じ、格別の愛着が生まれるもの。
だからこそ、新たな生命を吹き込めば着古した後でもさらなる愛情を注げるようになる。
廃棄量を削減するためパーツを大きく取ったり、再生品の完成度を高めたりといった工夫も凝らしているという。
なお、7月30日から8月11日の期間、各アイテム先着50点まで無償にてサービスを受けることが可能だ(麻布テーラーの商品限定・納期約2カ月)。
捨てる前に、再生の道を検討するきっかけにしたい。
■ここがポイント!
●新たな生命を吹き込んでモノの魅力を最後まで楽しむ
本来の使命を終えた製品を異なる用途へ転換したり別の価値を与えたりする行動は、貴重な資源の保全に貢献するもの。
サステナブルな意識を高められる。
●価値を再認識することでモノの大切さを学ぶ
今回のサービスは、SDGsで掲げられている「持続可能な消費と生産」を見直すきっかけになる。
衣類だけでなく、身の回りのモノの使い方についても改めて考えてみたい。
●大量生産・大量消費を避けられるオーダーシステムのよさを知る
麻布テーラーが実施するオーダースーツ/シャツ/コートはすべて受注生産であり、そもそも過剰生産・売れ残りの廃棄がない仕組み。
事業構造そのものがサステナブルといえるのだ。
麻布テーラー
Re:カスタマイズ
¥1,650~
問:Y&Mプレスルーム
TEL:03-3401-5788
URL:https://www.azabutailor.com/
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