先日開催された「東京アウトドアショー」で、アウトドアに関連する様々なアイテムが展示されている中、少々異彩を放っていたのが、ICOMAのブース。そこにあったのは、折りたためる電動バイク「TATAMEL BIKE(タタメルバイク)」である。
以前、違ったイベントでも何度か見かけ、気になっていたこのバイク、その時はまだ開発段階だったが、ようやく製品化され、一回目の出荷が終わり、現在は第二次受注がはじまっているという。実際、イベントでもそのおもちゃのような外観に引かれる人も多く、乗り物好きは興味津々。
実用性重視になりがちな電動バイクとは一線を画し、実用性を備えつつも趣味性の高い次世代のスマートモビリティとして注目の電動バイクの走りや乗り心地をリアルに体験すべく、試乗をしてきた。
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おもちゃのこころで生まれた電動バイク
コンパクトなサイズと可愛らしいデザイン、そしてオリジナルの折りたたみ機構を備え、他の電動バイクとは一線を画したカタチで存在感を放つICOMAの「TATAMEL BIKE(タタメルバイク)」。
元々玩具会社にデザイナーとして勤めていた社長の生駒さんが、世に電動バイクが登場しはじめた頃にこんなバイク(箱型の電動バイク)があったら面白いのではないかという発想からはじまり、その後、試作機の製作を重ねて昨年ついに製品化され、販売がおこなわれた。
このモデルの大きな特徴は、独自設計の可変フレームによって、玄関先やデスク下といった場所にも収納可能なほどにコンパクトになること、そして簡単に取り外すことができるカスタムパネルによって簡単かつ楽しく個性を主張できること。まさに遊びココロとこだわりが詰め込まれた車両となっている。そして「おもちゃみたい」と言われるのは最高の褒め言葉だという。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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