スカーゲンの腕時計は樹皮から作られたストラップで革以上の質感を味わえるんです【MonoMaxが注目するSDGsモノ Vol.05】
これからも、ステキなモノと出会うために。
今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。
第5回に紹介するのは
スカーゲンの腕時計
アーレン・ナチュラルズ
です。
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『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。
「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
よりよい未来のために、そのストラップは桑の木の樹皮から生まれた
流れ続ける〝時間〞と真摯に向き合ってきたからこそ、未来に向けて〝持続可能〞な社会を目指すSDGsを深く理解できているのかもしれない。
今年4月、環境先進国としても名高いデンマーク生まれのライフスタイルブランド・スカーゲンは、地球にやさしい素材を使用した〝プロ・プラネット〞なコレクション「アーレン・ナチュラルズ」を発表した。
「SKW6728」では桑の木の樹皮から作られたマルベリーレザーを使うなど、ストラップに革の代替品を用いたのが特徴。
いわゆるヴィーガンレザーとも呼ばれるもので、環境への負荷が高い手法で生産されたレザーの代わりとして期待されており、陸上資源の多様性の保全を目指すSDGsの考えとも合致している。
なにより腕時計は、時刻を知るという実用性に加え、自分らしさを表すひとつのシンボルとしての役割も担うものだ。
この「アーレン・ナチュラルズ」を身につけていれば、自らのサステナブルな意識を示す存在として主張できるだろうし、腕元に目を落とすたびに自然や環境への想いを再認識することができるはずだ。
■ここがポイント!
●自然素材からつくられたサステナブルなコレクション
桑の木の樹皮のほか、コルク(写真右)、リンゴの皮、オーガニックコットンを使ったモデルを展開。
第2弾では、アメリカンメープルウッドベニア(写真左)の数量限定モデルも登場した。
●スカーゲンが取り組むPro-Planet活動
流通全体で再生素材でないプラスチックの使用量を削減、革の90%以上をレザーワーキンググループ認定の皮革なめし工場から調達するなど、サステナブルな活動を実施。
●FSC認証を取得した再生紙をパッケージに採用
大切な製品を包むパッケージには、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度であるFSC認証取得の100%リサイクルペーパーを使用。
環境への負荷を低減している。
スカーゲン
AAREN NATURALS SKW6728
¥18,700
桑の木の樹皮から作られた植物性の革の代替品であるマルベリーレザーを採用。
革シボに似た凹凸や自然なツヤ感があり、高級感も漂う。
ケースとバックルにはリサイクルされたステンレススチールを使用。
スリムなテーパードフォルムはスカーゲンのアイコンでもある。
スカーゲン
問:フォッシルジャパン
TEL:03-5992-4611
https://www.skagen.com/ja-jp/
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