Apple Watchは何ができるのか? 改めて大検証!【中級編】
2)ためらうことなく使い倒そう!
電気属性の弱点が水なのは、どの世界でも共通のこと。デジタルガジェットの天敵も水であり、悩まされたことのある人も多いだろう。しかし、身に付けるものであるApple Watchは、iPhoneやiPadとはちょっと違った存在だ。
Apple Watchの性能について、次のような表記がある。
"Apple Watchは耐水性能もあるので、手を洗う時も、雨の日の外出でも、気にする必要はありません*。
*Apple Watchは防滴性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。例えば、エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。Apple WatchにはIEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります。レザーバンドは耐水性ではありません。"
「耐水性はあるが防水性はない」という言葉に面食らってしまう人もいるかもしれない。しかし、ポイントは「IPX7等級の耐水性能がある」点。これは、「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」ということ。泳いだり水圧の強い流水に浸したりするとアウトの可能性が高いが、ちょっと水道水で洗ったり雨に濡れたりするくらいなら全然問題なさそうなのだ。
ホコリやゴミがつまってデジタルクラウンが動きにくくなった時は、"蛇口から弱めの水流でぬるま湯を出し、その下にデジタルクラウンを10~15秒さらします。"とアップル自らが推奨しているくらいだ。
雨や水に必要以上に怖がることなく、気軽にApple Watchライフを味わおう。
3) 交通インフラのカギになる!
さまざまな使えるアプリがあるが、特に便利なのが「Passbook」や「Uber」だ。
「Passbook」は多彩なチケット情報を一元管理できるアプリだが、航空会社の多くとも連携していて、搭乗するのに欠かせないQRコードもApple Watchで表示可能だ。iPhoneを航空券代わりにしていたユーザーも多いと思うが、これからはApple Watchでも同じことができるから、さらに身軽に旅立てるようになった。
「Uber」は世界で人気のタクシー配車アプリだが、Apple Watchだけでの配車に対応。道路に向けて腕を挙げる代わり、腕に向かって操作すれば、タクシーのほうから来てくれるのだ。
奇しくもともに交通インフラに資するアプリ。やはりアクティブに活動したい人ほど、こうした先進テクノロジーをフル活用したい。
<操作方法>
・Apple Watch/デジタルクラウンをプッシュ>各アプリを起動
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする