丸山桂里奈が選ぶ、 駄菓子界のベストイレブン!
自他ともに認める駄菓子好きの丸山桂里奈さん。元サッカー選手のフィルターを通して、駄菓子界のベストイレブンを、その理由とともに選出してもらった。さすがに誰よりも駄菓子愛が深いだけあって、選手(=駄菓子)を起用する手腕がお見事!
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駄菓子日本代表監督は……丸山桂里奈さん!
毎日駄菓子を買っては、食べているという丸山桂里奈さん。最近はご主人の本並健治さんに“お菓子食べすぎ!”とイエローカードを出されているそう(笑)。それでも、こっそり食べているという丸山さんに駄菓子愛を聞いてみた。
「小さい頃に兄と駄菓子屋さんによく行っていたんです。そこからずっと飽きることなく大好きで。今では番組などの共演者の方へ“大人になるとどんどん気持ちがすさむので、純粋だった子供の頃を思い出すためにどうぞ”ってよく駄菓子の差し入れをしています。いつでも童心に帰れるのが駄菓子の大きな魅力だと思います」
そこで今回、大のつく駄菓子好きであり、元サッカー選手の丸山さんに無理(?)を承知で駄菓子ベストイレブンを考えてくださいとお願いしたら、二つ返事でOKをいただいた次第。
「むしろ考えるのがとても楽しかったです。駄菓子好きってことを改めて実感しましたし、そういえば私ってサッカー選手だったんだなと思い出させてくれました(笑)」
駄菓子ベストイレブンを発表!
それでは丸山桂里奈さんが選ぶ、駄菓子界のサッカー日本代表を紹介します。丸山さんの独断と偏見の選出理由に注目です!
ゴールキーパー:どでかばーチョコ
【選考理由】「とにかく大きい壁のような守備の頑丈さを感じさせる駄菓子。GKにぴったり。失点を許さない守護神のような存在です」
右サイドバック:どんどん焼
【選考理由】「まさに“どんどん”前に出ていく攻撃的なポジション。お菓子の見た目もゴツゴツなので、泥臭さが売りのサイドバックにぴったり」
右センターバック:ビッグカツ
【選考理由】「ビッグだけあって長身。ハイボールの処理能力が高く、競り合いに負けない駄菓子。勝つ(カツ)ことへの貪欲さが売りです」
左センターバック:どらチョコ
【選考理由】「どっしり構えるタイプのとても頼りになるセンターバックですね。どら焼きとチョコレートのハーフのプレイヤーです(笑)」
左サイドバック:ハートチップル
【選考理由】「ニンニク味でスタミナがつくお菓子。攻撃も守備もとにかく最後まで走り通せる無尽蔵のスタミナを持つサイドバックに決定!」
ボランチ:キャンディーボックス
【選考理由】「ひとつの駄菓子に4種類の味が入っているので多彩なパスが出せるイメージ。ボックストゥボックスの選手でもありますね」
ボランチ:タラタラしてんじゃねーよ
【選考理由】「ピリっとした辛さがあるので、相手のボールを刈り取るタイプのボランチに最適。ピリピリしてイエローカードをもらいがちかも?」
右サイドハーフ:カットよっちゃん
【選考理由】「ファン人気の高い選手。高い位置で相手のボールをカットしてゴールに迫る。ボランチの『タラタラしてんじゃねーよ』からよく怒られます」
左サイドハーフ:ねるねるねるね
【選考理由】「変幻自在な駄菓子なので完全なテクニシャンタイプ。決定的なパスも出せるし、相手をかき回すのが非常にうまい選手です」
フォワード:ぐるぐるもんじゃ
【選考理由】「私の中で絶対的エース。どんなに調子が悪くても、私が監督なら使い続けちゃいます。それくらいお気入りの選手(駄菓子)です」
フォワード:蒲焼さん太郎
【選考理由】「駄菓子界のエースといっても過言ではないプレイヤー。パリッとしたプレーもあれば、しなっとしたプレーもある万能型選手」
頼りにする控えメンバー:うまい棒(どのポジションもできる。味は調子によって各試合入れ替え)
【選考理由】「どこにでも売っている安心感。いつ試合に出ても、どのポジションをこなしても必ず結果を残すスーパーサブ的存在。現役時代の自分にも姿を重ねています」
MonoMaster2022年2月号から転載
取材・文/高橋政喜
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