「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
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本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第53回の名車はトヨタ GR86/スバル BRZです。
山内さんが、
「世界のスポーツカーシーンを変えた」
「これだけ素晴らしいスポーツカーがこの価格で買えるのは日本だけ」
と絶賛するトヨタ GR86/スバル BRZとは、果たしてどんなクルマなのでしょうか?
2021年にデビューし、2代目となったトヨタのGR86とスバルのBRZ。
基本的にはキープコンセプトのフルモデルチェンジで、同じ基本骨格に同じパワートレーンを用い、スタイリングのディテールやセットアップを異なるモノとすることで差別化を図るところも継承されています。
プラットフォームは捻り剛性を50%高め、搭載するエンジンも排気量を2.4リッターへとに拡大したことで前モデルよりもパワーで24PS、トルクで38Nm上乗せした235PS、250Nmとなりパフォーマンスの向上はしっかりと図られています。
6速MTと6速ATモデルが用意されていますが、A/Tには運転支援システムが搭載されました。
性格づけとしては回頭性のよさとスライドしたときのコントロール性にこだわったGR86、スタビリティの高さとしっとり大人びた乗り味を持つBRZという分け方ができるでしょう。
価格はGR86のみレースのベース車両が設けられこちらは279.9万円。通常モデルはGR86が303.6万円~351.2万円、BRZが308万円~343.2万円と、スポーツカーとしてはかなりリーズナブルな設定となっています。。
搭載されるパワーユニットは2リッターから2.4リッターへと排気量が拡大され、パワー、トルク、そしてその特性のすべてがさらにスポーツカーらしく進化しました。
インテリアやシートは従来モデル同様、それぞれのブランドに合わせた仕様とされています。
取材・文/嶋田智之 写真提供/トヨタ自動車、SUBARU
(本文の内容は2022年本誌掲載時点のもの)
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