「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
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本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第52回の名車はメルセデス・ベンツCクラスです。
山内さんが、
「メルセデスならではの重厚な乗り味を持ち、クルマの動きはスポーティ」
「高級感がありまるで小さなSクラス」
と絶賛するメルセデス・ベンツCクラスとは、果たしてどんなクルマなのでしょうか?
5代目となるメルセデス・ベンツ Cクラスが日本国内で発表されたのは、2021年6月のこと。
これまで同様セダンとステーションワゴンの2本立てですが、これまでと異なるのは、シリーズの全車が電動化されたことです。
導入当初はスタータージェネレーターによるマイルドハイブリッドが導入され、2022年半ば辺りにセダンのみに設定されているプラグインハイブリッドモデルが上陸する予定とされています。
マイルドハイブリッドのセダンとステーションワゴンには、204PS/300Nmの1.5リッターのガソリンターボと、200PS/440Nmの2 リッター・ディーゼルターボが用意されています。
組み合わせられるハイブリッドモジュールは共通で20ps/200Nmのブーストが可能。Sクラス譲りのリアアクスルステアリング(後輪操舵)が備わり、俊敏かつ安定感の高い走りを実現していることも新しい。スタイリングも小さなSクラスといえます。
価格はセダンが651万円~、ワゴンが677万円~。
取材・文/嶋田智之 写真提供/メルセデス・ベンツ日本
(本文の内容は2022年本誌掲載時点のもの)
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