ホンダ初の小さなピュアEVは 都市生活最強のコミューター !【今語りたい名車 Car No.49】
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
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第49回の名車はホンダ eです。
山内さんが、
「クルマとしてとても素晴らしい」
「歴史に残るデザイン」
と絶賛するホンダ eとは、果たしてどんなクルマなのか?
eはホンダ初の市販ピュアEVとして、2020年の10月に発売されたBセグメントの5ドアハッチバック。
かつてのホンダの名車へのオマージュが感じられるスタイリングデザインは、2017年に公開されて世界の注目を浴びたコンセプトモデルから大きくは変更されてはおらず、レッド・ドット・デザイン賞の自動車部門でベスト・オブ・ベスト賞に輝いたほど高い評価を得ています。
全長3895㎜、全幅1750㎜、全高1510㎜というコンパクトな車体に、35.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。最高出力はベースモデルで136PS、上級モデルで154PS、そして最大トルクは両車共通の315Nmとなっています。
小回りを効かせられるように後輪駆動を採用。
バッテリーは30分間の急速充電で満充電量のおよそ80%に到達。
価格はベースモデルのeで451万円、上級モデルのeアドバンスは495万円。もちろんエコカー減税や補助金の対象となっています。
通常搭載されるメーターパネルの代わりに、5つのスクリーンが水平配置されていることがインテリアの特徴。
両端に位置するデジタルミラーに是非はあありますが、温かみのあるインテリアは高い評価を得ています。
取材・文/嶋田智之 写真提供/本田技研工業
(本文の内容は2022年本誌掲載時点のもの)
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