キャンプシーンの楽しみの1つといえば、開放感の中でのどを潤すビール。まさに非日常がもたらす至福の時間です。そんなとっておきの時間を演出する一杯にこだわってみるのはいかがでしょうか?
いま日本全国に点在するマイクロブルワリー(小規模醸造所)が注目されています。ネットでお取り寄せできるということもあり、多様な“クラフトビール”の勢いが増加中!
そこで、国産クラフトビール専門店「threefeet Tokyo」代表、ドライホップ多田さんに「アウトドアでこそ飲んでほしい!」というテーマで、今注目すべき国産クラフトビールを教えていただきました。今回は「ダーク・モルティ」5選をお送りします。
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「超機能ダウンジャケットも」ナンガの30周年アイテムがアツい!今しか買えない技術とデザインが詰まった限定モデルがすごい
threefeet Tokyo代表・ドライホップ多田さん
WEBメディアの記者として全国のクラフトビールブルワリーを取材、コンセプトや業態などを紹介するうち、国産クラフトビールの魅力の虜に。日本初となる国産クラフトビール専門店の開業を決意し、2020年に「threefeet Tokyo」をオープン。
タウトやポーターなど、ローストした麦芽を使った、いわゆる“黒ビール”と呼ばれるものはライトエールやラガーの対極に位置する、じ
っくり味わって飲みたいジャンルだ。
「これらは喉越しやホップの華やかさ、あるいは軽快なアロマやフレーバーを愉しむといった嗜好とは異なり、焙煎された麦芽の深みのある味わいがポイント。美味しく飲める温度はラガーやライトエールなどよりも高く、ちょっとぬるく感じるくらいがベストです。ゆえに時間をかけて飲むスタイルに適していて、たとえば夕刻のまったりとした時間に、温度が上がるにつれて味や香りが変化するのを愉しみながら誰かと語らう、などといったシチュエーションがおすすめです」(多田さん)
①コクがありつつ、後味すっきり【沼津クラフト】ラヴァポーター
ポーター alc.6% 330ml ¥550 お問い合わせ:柿田川ブリューイング TEL:055-919-6473
チョコレートモルトなどロースト系のモルトによる、芳醇なアロマが魅力のポータースタイル。一般的な黒ビールよりも苦みが少なく、スイーツとの相性もいい。のんびり語らいながら過ごす、食後のデザートタイムにおすすめ。
②ほうじ茶の香ばしさが生きる!【Kakegawa Farm Brewing】ほうじ茶エール
ベルジャンアンバーエール alc.5.5% 330ml ¥583 お問い合わせ:カケガワビール TEL:0537-25-6811
醸造工程で静岡県・掛川産のほうじ茶を使ったアンバーエールと聞くと極端な個性派と思いがちだが、味わいは飲みやすくて軽快。ひと口飲めば麦の甘みやほうじ茶の香ばしいアロマが広がり、余韻にはローストのほのかな苦み。
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