ツーリングよりも街乗りをメインとしつつ、軽快でアクティブな走りも楽しみたい、そんなライダーにマッチするのがモタードモデル。軽量かつ丈夫なオフロードバイクのスタイルに凹凸のあるオフロード用タイヤではなく、少し径の小さなオンロードタイヤをはかせて街乗りを快適にし、スポーティな走りも楽しめる一台となっている。
カワサキ唯一のモタードモデルとして登場した「KLX230SM」は、オフロードモデルの「KLX230」をベースとし、走りを高める前後17インチのホイールと快適な乗り心地を実現する前後サスペンションを装備。国産モデルでは希少なモタードモデル、気軽に軽快な走りを楽しみたい人や他とは一味違ったバイクを手に入れたい人にオススメしたい一台となっている。
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快適な走りを支えるフレーム
フレームは高張力鋼のペリメターフレームを採用、様々な状況下におけるテスト走行からフィードバックが行われ、ビギナーからエキスパートまで幅広いライダーが楽しめるように設計されている。
またエンジンとフレームが同時に開発されていることによってコンパクトな車体構成を実現。エンジン本体の高さを抑え、剛性バランスをとりながら、シートも高くなりすぎない最適なフレームラインで設計が行われている。
ライダーがまたがると車体をホールドしやすく、タンクからシートにかけたフラットなデザインとシュラウド、シート、サイドカバーの滑らかな繋がりが優れた車体コントロール性能を実現してくれる。
元気なエンジンと優れたコントロール性能
パワーユニットは空冷単気筒232ccのエンジンを搭載。ストリートで軽快な走りを楽しめるようにと低回転域から豊富なトルクと発生させ、粘りのあるエンジン特性は扱いやすく、快適な走りへとつながる。
また、フューエルインジェクションが緻密なスロットル制御をおこない、低速域での高いコントロール性能も実現。さらにバランサーシャフトがエンジンの振動を低減させてアイドリングから高回転域まで滑らかな出力特性となっているので、ライダーのストレスを和らげ、走りを満喫することができる。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
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