「CB1300」といえば、ライダーであれば誰もがご存知のホンダがラインナップするバイクの中でも、圧倒的な存在感を放つ大型ネイキッドタイプのフラッグシップモデルである。1992年に新しい時代にふさわしいHondaのロードスポーツモデルがどうあるべきかと追求した「プロジェクトBIG-1」コンセプトを元にCB1000SF(スーパーフォア)が登場。以降、そのスタイルや走り、そして機能性等を丹念に磨き上げられ、不動の地位を築き上げた。
初代モデル「CB1000SUPER FOUR」発売から30年、その記念として登場したのが「CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary」と「CB1300 SUPER BOL D’OR SP 30th Anniversary」。スムーズで力強い走りとライダーの心に刺さる心地良い排気音、そして眺めるだけでも愉しい美しく精悍なスタイリングを備えた至高の一台となっている。
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スペシャルカラー採用で眺めても満足感が得られる仕様に
ベースは「CB1300 SUPER FOUR SP」と「CB1300 SUPER BOL D’OR SP」となっていて、今回カラーリングを上品なパールホワイトを基調に鮮やかなキャンディレッドと煌びやかなゴールドメタリックを組み合わせた「パールサンビームホワイト」とし、美しさと存在感を備えた色合いが採用されている。
また燃料タンク上部には30周年記念のロゴを配し、メインフレームに高級感のあるメタリックレッドを採用して特別感を高めている。走りも楽しいが、バイクを降りた際に眺める愉しさも得られる。
快適な走りもスポーティな走りも満喫可能なフレーム&エンジン
しなやかさとしっかりとした安定感を合わせ持ち、軽快なスポーツライディングと高速走行時の安定性を追求したダブルクレードル・フレーム。そこに搭載されるのは、1284ccの水冷4ストロークDOHC1バルブ直列4気筒エンジン。スロットルバイワイヤシステムによって精度の高い制御を行い、スムーズかつダイレクトな走りを実現。
またボディの重厚感を感じさせない低・中回転域でのリニアなトルク性能や高回転域での出力向上、そして直列4気筒らしい伸びのある走りを追求し、ビッグネイキッドに相応しい力強い走りを発揮してくれる。さらに低回転域では重厚、高回転域では直4らしい吹け上がりの良い官能的な排気音もライダーの気持ちを盛り上げてくれる。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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