【待望のコンパクトミニバン】 可愛く便利で７人も乗れる “新型シエンタ”がやっぱりすごい！

ラテン系イメージはそのままに燃費と先進安全も大幅向上！

新型最大のキモは現行トヨタアクアやヤリスと共通の高効率コンパクトカー用プラットフォーム、GA-Bの採用。
ボディ剛性の向上や重心が下がっただけでなく、1.5Lハイブリッドはパワー効率が大幅に上がり、最良モデルでWLTCモード28.8㎞/L、売れ筋3列目モデルでも28.2㎞/Lを記録。1.5Lガソリンモデルも改良され18㎞/L台を記録。

外観はラテンテイストをキープしたまま旧型のスポーツギアイメージからミニバンらしいイメージに変貌。全長全幅は変えなかったがFFモデルで全高は20㎜アップ。室内高は部分的に25㎜ほど増えているし、ボンネット形状を見やすくし、サイドウィンドーの下端を数㎝下げて視界も向上。

自慢のスライドドアも左右開口部の頭上を上げて成人男性が乗りやすい高さに。さらにタイヤホイールを15インチサイズに限定。最小回転半径を5.2ⅿから5.0ⅿに減らした。長さは増えていないがその分と扱いやすさは確実に増している。

インテリアの質感アップ！デザインもより愛されるスタイルに

内装の質感アップに加えて、シート等も上質なファニチャー調に変貌。より愛されるスタイルに！3列7人乗りに加え、2列5人乗り仕様も同時発売されている。

多様なシートアレンジにも注目。写真のようにフラットなラゲッジスペースを簡単に作ることができる。

取材・文・写真／小沢コージ　写真提供／トヨタ自動車