【第1位】伊豆へ向かう流麗なメタリックブルーの車体「THE ROYAL EXPRESS」
伊豆急行「THE ROYAL EXPRESS」
運転区間:横浜~伊豆急下田
「ザ・ロイヤル・エクスプレス」が格好いい理由は、ベースとなった伊豆急の観光車両「アルファ・リゾート21」が既に格好いいからだ。「リゾート21」は前後に展望席を配置し、海側の眺望を重視した座席配置で話題となり、触発されたJR東日本が「スーパービュー踊り子」をデビューさせたといわれている。
「アルファ・リゾート21」は「リゾート21」の第5編成で、更に洗練された車両。「ザ・ロイヤル・エクスプレス」への改造にあたり、鉄道界でも著名なドーンデザイン研究所主宰の水戸岡鋭治氏が内外装をデザインした。
車体はメタリックブルーをベースとして金色の装飾を施して豪華さを演出していると同時に、伊豆の海や山に映え、沿線でも際立った存在感を見せている。
内装は水戸岡氏のお家芸である木をふんだんに使ったもので、こちらも絢爛豪華。料金は1人25,000円からと安くはないが、一度は乗ってみたいと思わせる列車だ。
伊豆急行の親会社である東急が催行する豪華観光ツアー列車。食事付きのプランが基本で、ドレスコードがあるなどプレミアムな演出が随所に見られる。夏季には北海道のクルーズ列車としても使用している。
プラチナクラス専用食堂車にはピアノを設置。音楽演出はバイオリニストの大迫淳英氏が担当した。客席はプラチナ、ゴールドがあり、デザインは車両毎に異なる。
監修/鉄道ジャーナリスト 松沼 猛さん
子ども向け鉄道雑誌「鉄おも!」編集長。数々の鉄道雑誌・web媒体に記事を寄稿している。鉄道車両のメカニズムが大好きで、全国を取材している。国内各地の鉄道に詳しい。
特集・連載記事をチェック!
日々移り変わるモノのトレンド。家電、ギア、時計、カバン、クルマ、グルメなどなど、各ジャンルの最新モノから注目作を3つピックアップ。比べてみると今のトレンドがよくわかる!
この記事のタグ
この記事を書いた人
MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!
Twitter:@monomaster_tkj
Instagram:@monomaster_tkj
Website:https://tkj.jp/monomaster/
お問い合わせ:monomaster@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする