芸能界には鉄道マニアと呼ばれる人たちが多数いる。鉄道をこよなく愛するマスターに鉄道の魅力や思い出の旅をお伺いしました。
今回はお笑い芸人界随一の鉄道マニア、ダーリンハニー・吉川正洋さんの「家族と乗ったブルートレインと踊り子」のお話。
CONTENTS
注目必至のe-bike“キックしない電動ボード”、ヤマハ「ワンランク上のミドルスクーター」ほか【乗り物の人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
ダーリンハニー・吉川正洋さん
1977年東京都出身。コントデュオ、ダーリンハニーの七変化担当。タモリ電車倶楽部会員No.009。鉄道と横浜DeNAベイスターズの熱狂的ファンとして知られる。『鉄道ひとり旅』(CS鉄道チャンネルなど)、『鉄オタ選手権』(NHK)に出演中。
風まかせな旅をしていつかは欧州の鉄道に
私が鉄道に目覚めたのは2歳の頃。橋の上から見る小田急線の「ロマンスカー3000形」の格好よさに惚れ込んだのが始まりでした。見るだけでなく乗ることにも興味が湧き、お小遣いと路線図を見比べながら、行ける範囲で電車に乗るようになりました。
鉄道趣味にもいろいろありますが、私はどちらかというと『風まかせ』な鉄道旅が好きです。あまり計画を立てすぎず、有名でない駅でふらっと降りてみたり、難読駅だから気になって降りてみたり、気分次第で旅をするのがいいですね。あとは駅前をぶらついてみたり、『一駅散歩』と称して気分で一駅歩いてみたりもします。たまに駅名が五七五のリズムで並んでいる駅があったりして、そういう区間を見つけるとテンションが上がります。京急の「津久井浜/三浦海岸/三崎口」、関西本線の「郡山/大和小泉/法隆寺」など、全国に結構あります。乗り鉄でもあり、詠み鉄でもあります(笑)。
鉄道旅の魅力はなんといっても気楽に運んでくれるところです。ただ乗っていればいいというお任せ感と、本気を出したら遠くまで行けてしまう豪快さもいいですね。新幹線+ローカル線を組み合わせると「旅してるなぁ」と実感できますし、路面電車+短い路線だと小旅行感が出ます。いろいろな組み合わせ方を選ぶのも楽しいです。
小学生のときに乗った思い出の「北斗星」。厳しい目で機関車の付け替えを眺めています(笑)
思い出深い鉄道旅は小学生のときに家族で乗った寝台特急「北斗星」の旅。嬉しすぎて上野から札幌まで16時間、一睡もしませんでした。結婚して、子供も一緒に行った伊豆下田の旅も思い出深いです。行きが「スーパービュー踊り子」、帰りは185系「踊り子」どちらも引退前に乗れて本当によかったです。
これまで日本の鉄道はたくさん乗ってきましたが、海外はアジアが中心でヨーロッパに行ったことがありません。いつかはヨーロッパの鉄道に乗ってみたいですね。特に鉄道発祥の地、イギリスのダーリントン。鉄道博物館もありますし、コンビ名「ダーリンハニー」にもちょっと似ていますし(笑)
この記事のタグ
この記事を書いた人
MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!
Twitter:@monomaster_tkj
Instagram:@monomaster_tkj
Website:https://tkj.jp/monomaster/
お問い合わせ:monomaster@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする