ファクトリーマシンさながらのレイアウト
スーパーバイク世界選手権で磨き上げられたファクトリーマシンからフィードバックされた空冷式オイルクーラーを採用する「Ninja ZX-10R KRT EDITION」。213.1馬力の巨大なパワーを持ちながらも扱いやすさを両立したエンジンは、トルクフルな115Nm(11.7kgf•m)/11,400rpmを発揮。
それらのパワーを受け止めるフロント制動力は、外径φ330mmのブレンボ社製セミフローティングディスクとブレンボ社製M50ラジアルマウント、φ30mmピストン4ポットキャリパーを装備。安全なストップパワーをもたらす。もちろんABSも搭載しているのだ。
その強烈な制動力を受け止めるのがフロントフォーク。ファクトリーマシンからのフィードバックを受けたφ43mmバランスフリーフロントフォークを採用し、また高剛性でありながらもコンパクトで軽量なフレームにより優れたコントロール性を生み出す結果となっている。
さらにS-KTRC、KQS、オーリンズ製ステアリングダンパーをはじめとした最先端のライダーサポートシステムを搭載し、ファクトリーマシンさながらのパフォーマンスを発揮しながらもストリートライディングも楽しめるスーパースポーツモデルに仕上がっているのも「Ninja ZX-10R KRT EDITION」の特徴だ。
「Ninja ZX-10R KRT EDITION」スペック
全長×全幅×全高 2,085×750×1,185mm
シート高 835mm
定員乗車 2人
車両重量 207kg
エンジン 水冷4ストローク並列4気筒 DOHC 4バルブ
総排気量 998cc
最高出力 149kW(203PS)/13,200rpm ラムエア加圧時:156.8kW(213.1PS)/13,200rpm
最大トルク 115Nm(11.7kgf•m)/11,400rpm
メーカー希望小売価格 ¥2,330,000(税込)
問い合わせ先
カワサキモータースジャパン お客様相談室 TEL:0120-400819
URL : https://www.kawasaki-motors.com
文/坂東 漠 画像提供/カワサキモータースジャパン
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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