インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを35年間、365日食べ続け、今までに計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。そんなマニア目線で、インスタントラーメンの最新情報をお届けするこの企画。
さて巷では韓流ブームが続いており、スーパーやコンビニの棚にも韓国ラーメンが見られるようになりました。この状況を日本のメーカーが見逃すわけもありません。日本人向けにリメイクされたラーメンがリリースしております。しかし本当の狙いはどうも違うところにあるようです。それは後ほど紐解いてみましょう。これぞ本場韓国の方にも食べていただきたい!と感じた韓国推しのリスペクトカップ麺3選をお送りします。
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「アラフォー世代歓喜!」懐かしすぎる…あの頃衝撃だった“グリコのムースポッキー”が令和版に生まれ変わって登場!グルメライターが実食レポート
1.「日清カップヌードル 海鮮コチュジャンチゲ味」(日清食品)
「日清カップヌードル 海鮮コチュジャンチゲ味」(日清食品) ¥236(税込)385kcal
韓国料理には欠かせない調味料「コチュジャン」とこれまた相性の良い「海鮮」を合わせた間違いない取り組み。ハングル文字の表記がリスペクトを感じます。
新たに投入された「タコ入りボール」が結構な存在感。人気のあるイカは高騰しており、練り物的なタコ謎肉は素晴らしい発明です。ニラと卵もチゲ(鍋)風で好印象。
麺はいつものカップヌードルの麺です。韓国ラーメンの麺とかなり異なるのでスープの構成も当然異なってきます。ここで日清さんの分析力が光ります。
甘さの後から追っかけてくる辛さがいい塩梅です。さらに広がるアサリなどの海鮮の旨みの余韻が長い。韓国のそれよりもしっかりした味付けです。
■「日清カップヌードル 海鮮コチュジャンチゲ味」(日清食品)
【レビュー】
スープ・・・・・★★★★☆
麺・・・・・・・★★★★☆
具・・・・・・・★★★☆☆
作りやすさ・・・★★★★★
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
以前では韓国風というとキムチテイストでしたが、ほぼ酸味も感じなくて甘味&辛味のバランスを基本とした海鮮味は、韓国のヤングもキムチがちょっと苦手な方が増えてるようなので、今の韓国でもウケそうなテイストでした。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Twitter:@yamato160
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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