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「運転上手くなった!?」と錯覚するほどの安定感、ホンダの新型バイク“XL750トランザルプ”に乗ってみた

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安心感のある走りで旅をオールマイティに楽しめる

フラットダートも安心して走ることができるのも魅力 シートはアドベンチャーということでやや高め、足つきに関しては両カカトが少し浮く感じ(身長172cm・体重65kg)東京モーターサイクルショーで見たときは大柄に思えたが、実際に目の前にして、ぐるり車体をひと回りして見てみると意外とスリム&コンパクト。「これならイケる!」と感じる人もいるかと思える。シートにまたがって見ると、シートはアドベンチャーということでやや高め、足つきに関しては両カカトが少し浮く感じ(身長172cm・体重65kg)で、安心感もある。アップライトなポジションは視界も良く、割とゆったりとした感じも個人的には好印象。

エンジンをスタートさせると小気味良いサウンドを奏でるマフラー音が心地よく、走り出しはいたってスムーズ。低速での鼓動感も心地良く、ハンドリングも軽い、車体の動きも滑らかで、少し走っただけで乗りやすさを感じることができる。またスロットルのレスポンスも良く、低速では心地よさ、そしてスロットルを開けていくとほどに爽快感へと変わっていく。加速も力強く、高速域までもスムーズで不安なドキドキ感もない。下道ではゆったりとした走りを楽しめ、ワインディングでは軽快感、そして高速道路では安定感のある走りを味わうことができ、快適なツーリングを満喫できそうに思えた。 

「運転上手くなった!?」と錯覚するほどの安定感、ホンダの新型バイク“XL750トランザルプ”に乗ってみた 「運転上手くなった!?」と錯覚するほどの安定感、ホンダの新型バイク“XL750トランザルプ”に乗ってみたさらに開発陣からのちょっとした未舗装路も臆することなく楽しめるという言葉を信じてフラットダートも走ってみたが、走破性に優れる21インチのフロントタイヤと踏ん張りが強いサスペンション、そしてライディングモードをグラベルにすると、想像以上の安定感のある走りを味わうことができ、「あれ、運転上手くなった?」と錯覚してしまうほどだった。

ツーリングの際、気になる場所があっても未舗装路ということでこれまでは諦めてしまっていた場所にも割と気軽に入れるようになれるモデル。手に入れればきっとより旅を楽しいものにしてくれる一台ではないだろうか。

冒険への一歩を気軽に踏み出すことができる一台

トランザルプの開発責任者代行である細川冬樹氏 アクセサリーパーツも豊富に用意されているトランザルプの開発責任者代行である細川冬樹氏にもこのモデルの特徴や魅力を聞いてみた。

「このモデルは、日常の通勤や街乗りからショートツーリングもしくは沢山の荷物を積んで泊まりで楽しむロングツーリングまで、オールマイティに使える車両として開発をしました。大型モデルながらもコンパクト&軽量で扱いやすいボディがライダーのフットワークを軽くしてくれ、また永く乗り続けられる尖すぎていないシンプルなスタイリングもポイントです。また並列2気筒ツインエンジン(270℃クランク)が生み出す独特なドドッ、ドドッというパルス感やツインエンジンらしからぬ高回転で気持ちの良い回り方をする部分なども、個人的に味わって欲しいところですね。とにかく道を問わず、グーグルマップに表示されている道であれば、大体行けてしまうバイク。日常の中でちょっとした冒険へと気軽にその一歩踏み出すことができるモデルだと思います。またより旅を快適なものにしたいという人向けにアクセサリーも豊富に用意しているので、そちらも是非!」

ホンダ「XL750 TRANSALP」スペック

全長×全幅×全高(mm):2325×840×1450
シート高(mm):840
車重(kg):208
排気量(cc):754
タンク容量(L):16
最高出力(PS/rpm):91/9500
最大トルク(kgf・m/rpm):7.6/7250
価格:¥1,26,5000
カラー:ロスホワイト

【問い合わせ】
ホンダお客様相談センター TEL:0120-086819
公式ホームページ:www.honda.co.jp/XL750/

取材・文/安室淳一 写真/北村誠一郎

 

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  • ヨーロッパでの評価が高いトランザルプの新型モデル
  • どんな道もこなせるホンダのオールラウンダー
  • 幅広いシーンをこなし、スケールの大きなロングツーリングを快適に楽しむことが目標
  • 世界一過酷なラリー競技大会への参戦から得られたノウハウを継承
  • アウトドアシーンではもちろん、街乗りからツーリングまで、幅広いシチュエーションで快適に使えるモデル「XL750トランザルプ」
  • フレキシブルに対応してくれる754ccの水冷4ストロークOHCの直列2気筒エンジンを搭載
  • 視認性に優れる大型液晶メーターを採用
  • スマートフォンとの連携が可能なHSVCSも搭載
  • フラットダートも安心して走ることができるのも魅力
  • シートはアドベンチャーということでやや高め、足つきに関しては両カカトが少し浮く感じ(身長172cm・体重65kg)
  • 走破性に優れる21インチのフロントタイヤと踏ん張りが強いサスペンション
  • 小気味良いサウンドを奏でるマフラー
  • アクセサリーパーツも豊富に用意されている

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この記事を書いた人

安室淳一

ライター安室淳一

クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。

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Instagram:@freerider1226

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