「鉄道ファンが本気で選んだ」一度は乗りたい！全国“観光列車”ランキング13選

第7位：開放感たっぷりの車窓から雄大な自然と美しい風景を望める「リゾートしらかみ」（JR東日本）

秋田～青森へ東北の五能線を走る観光列車。開放感ある車内からは雄大な白神山地や夕陽が沈む日本海など美しい風景を望め、沿線の郷土芸能を楽しめるイベントも実施する。橅、青池、くまげらの3編成体制。

橅編成の1・4号車に設置された展望席。秋田・青森県産の工芸品やシンボルツリーにより非日常的な空間を演出する。

世界遺産白神山地と風光明媚な日本海を望みながら五能線を走る「リゾートしらかみ」。車窓から望める美しい風景はもちろん、木材をふんだんに使った内装で、大自然を感じながらの旅を楽しめる。

「世界遺産の白神山地や日本海の絶景が楽しめ、岩木山やリンゴ畑など一年中楽しめます。一番の魅力は快適で眺望も楽しめる車両。食事やスイーツのモバイルオーダーや、おもてなし車内イベントなど、その楽しさにリピートしたくなるはずです」（松沼さん）

第6位：四季折々の風景を眺めながら岐阜の食材を乗客みんなで楽しむ「大正ロマン」（明知鉄道）

恵那～明智間を運行する食堂列車。「おばあちゃんのお弁当列車」や「寒天列車」「枡酒列車」など季節ごとにさまざまなメニューを打ち出し、季節の車窓を眺めながら地元の食を味わえる。リーズナブルな価格設定も魅力。

4種類以上が飲み放題の「桝酒列車」の様子。ロングシートに座ってみんなで楽しむので、乗り合わせた人たちと自然に会話が弾む。

岐阜県恵那市を起点に、日本大正村で有名になった明智町に至る高原地帯を走る明知鉄道の食堂列車は、季節ごとにさまざまな地元の食をラインナップする。

「途中には日本一急勾配の駅があり、ロングシートにみんな並んでお弁当を食べるのが楽しく、一体感が生まれます。そんな食堂車がほぼ毎日運行する手軽さが素晴らしいなと思います！ きのこ列車、じねんじょ列車、寒天列車など季節に合わせたグルメもユニークです」（市川さん）

第5位：木の温もりたっぷりのおもちゃ列車で秋田産食材を使ってシェフが腕をふるう「affettotrain おもちゃ列車で愉しむレストラン列車」（由利高原鉄道）

「鳥海おもちゃ列車 なかよしこよし」に、「affetto akita」のシェフ村上さんが乗車し、この日だけのスペシャルメニューを提供するレストラン列車イベント。基本的に月に1本の限られた運行なので、早めの申し込みがおすすめ。

木をふんだんに使った温もりのあるインテリアや、木のおもちゃで遊べるキッズスペースが魅力のおもちゃ列車。

多種多様な木材を使い、木のおもちゃで遊べるキッズスペースなどを設けた「鳥海おもちゃ列車 なかよしこよし」。これに乗り、秋田県産食材を取り入れた本格イタリアンをいただくレストラン列車は、いつもとは一味違う雰囲気で大人が楽しめるのがいい。

「木の温もりのあるおもちゃ列車に乗って、日本の原風景を楽しみながら秋田の名産を取り入れたおいしい食事がいただけます。矢島駅にいる名物おばあちゃん『まつ子さん』に会えるのも楽しみのひとつ」（久野さん）