通常のアパレルブランドの原価率は20%から多くても30%程度。そんななかで原価率50%とオールメイドインジャパンを掲げてモノ作りをおこなうブランドが注目を浴びている。それがユナイテッドトウキョウだ。
「超機能ダウンジャケットも」ナンガの30周年アイテムがアツい!今しか買えない技術とデザインが詰まった限定モデルがすごい
製品の原価率を高めて価格に対するバリュー感を出す一方で、セール商品が非常に少ない。「実際に触って頂ければ、3万円台後半のジャケットも他社の10万円台の製品と同じレベルのモノ作りをしていることが分かると思います」(プレス・柿島さん)
そして、デザインはあくまでベーシック&シンプル。素材と縫製にこだわっているからこそ、長く使えるスタンダードなデザインが映えるのだ。ユナイテッドトウキョウの服を身につければ、長く着続けられる良い仕立ての服こそが本当の意味で買い得な服なのだ、と気づかされるはずだ。
その中でも特にオススメなのが、こちらの商品!
ラムレザーシングルライダース
¥27,600
ラムレザーのなかでも大きめの原皮を厳選し、フロントパネルを贅沢に1枚仕立てで仕上げたシングルライダース。イラン原産の羊革を用い、染料が自然に革に浸透するドラムを使って染色と加脂をおこなっている。また、仕上げ工程で顔料を一切使っていないため、ラムレザー本来の持ち味である柔らかいナチュラルな風合いを楽しむことができる。
また、このレザージャケットのこだわり方がスゴイ!
自社開発素材の積極的な使用
原綿の状態からこだわり抜いて編み立てたカットソーや、独自の仕上げ工程をオーダーしたレザー、日本の先端技術を用いてストレッチ加工が施されたウールなど、ユナイテッドトウキョウではプロダクトの生産に際してオリジナルでファブリックを開発することも多い。なかでもこのライダースで使用したラムレザーはドラムを使用し、染色やオイルアップをおこなうこだわりぶり。木製のドラムを使用することによって風合い豊かで表情のあるレザーに仕上げることができる。
生産した県まで分かる日本製へのこだわり
ユナイテッドトウキョウのプロダクトはすべて日本製。しかもタグを見れば国内のどの県で縫製や仕上げをされているか分かるほどの徹底ぶりだ。通常、アパレル関係の工場では小ロット多品種の生産を嫌がる傾向があるが、ユナイテッドトウキョウでは「たとえ薄利でもメイドインジャパンのモノ作りへのこだわりが込められたプロダクトを手掛けたい」というブランドの理念に共鳴した国内工場と協力体制を築くことで、小ロットでも生産が可能な生産背景を確立しているのだ。
付属パーツにまで詰まった高い原価率のヒミツ
オリジナルで開発したのは素材だけではない。ジッパー&スライダー類も福島の職人が営む工場と共同で開発。ガシャ加工と特殊なメッキ加工により他には無い艶を出し、サイズや動作感、素材感にまで徹底的にこだわり抜いたものを使用している。また、持ち手部分にはあえて刻印を廃してプレーンなデザインの型をオリジナルで作り、シンプルで服全体の雰囲気を邪魔しないように配慮されているのも特徴だ。
是非この最高品質のレザージャケットは店頭で素材の質感や仕立てのよさを確かめていただきたい。
問 ユナイテッドトウキョウ メンズ新宿☎03-6279-4009
http://united-tokyo.com/products/detail.php?product_id=2916
編集部/山﨑
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