ジープの都会派コンパクトSUV「レネゲード」に、鮮やかなソーラーイエローのボディカラーの個性的な限定車「レネゲード X」が登場した。ジープを代表するラングラーをそのままコンパクトにしたような「レネゲード」は、続々と登場するSUVモデルの中にあっても強い個性を発揮しているが、今回登場した限定車「レネゲード X」はこれまでとはちょっと異色なもの。なおこの限定車は9月16日(土)より、全国のジープ正規ディーラーで150台限定で販売が開始される。
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これまでにない鮮やかなソーラーイエローのボディカラー
レネゲードはジープ ブランドでもっともコンパクトなクロスオーバーSUV。ジープを代表するラングラーを思わせるアイコニックなデザインを、街中を軽快に走れるコンパクトなボディサイズで実現して誕生、デビュー以来、日本市場でも人気者となっている。ワールドプレミアは2014年で、日本市場には2015年から導入されているのが、その人気はなんとも根強い。
そんな人気のレネゲードだが、デビューから8年大きな変更を受けずに進化してきただけに、これまでとはちょっと違う新味が欲しくなってくるというのもたしか。
そこで登場したのが限定車「レネゲード X」。これは1.3L直列4気筒インタークーラー付ターボエンジン(最高出力151ps)を搭載した「レネゲード リミテッド」をベースに、鮮やかなソーラーイエローのボディカラーとブラックのルーフが組み合わされたツートーンカラーで個性的に仕上げられた特別仕様だ。
大きな変更点はこの限定車専用のボディカラーとなるが、レネゲードの個性をさらに強調し、アウトドアをはじめ多彩なシーンで強い存在感を放ちそうだ。
アウトドアファン垂涎のPOLeR社のアドベンチャーワゴンも付属
米国のアウトドアブランド「POLeR」社とのコラボレーションにより実現した「アドベンチャーワゴン(Adventure Wagon)」(非売品)が装備されるのも、限定車「レネゲード X」の大きな魅力。これは限定車「レネゲード X」のカラーリングと合わせて専用に開発された特別仕様で、ボディにはJeepロゴやレネゲードのシルエットがあしらわれるなど、遊び心溢れるデザインに仕上がっている。
POLeR社のアドベンチャーワゴンは、丈夫なフレームが構造でキャンプやバーベキューで様々なアイテムの運搬に役立つアイテムとして、アウトドア志向のユーザー垂涎の逸品。レネゲードへ収納を考慮し、使用しない時はコンパクトにできる。
また、「レネゲード リミテッド」がベースなので、レザーシート(前席ヒーター付き)、フルカラーマルチビューディスプレイ、Uconnectナビシステム、17インチアルミホイールなども標準装備される。
車両価格はベースの「レネゲード リミテッド」のわずか5万円高に抑えられた440万円となっている。
なお、全国のジープ正規ディーラーでは、9月16日から18日の日程で、限定車「レネゲード X」デビューフェアを予定。当日はジープオリジナルポットパッドなど来場者へのプレゼントも用意されているという。
限定車「ジープ レネゲード X」 スペック
全長×全幅×全高 4,455×1,805×1,695mm
ホイールベース 2,635mm
車両重量 1,440kg
エンジン 直列4気筒SOHCマルチエアターボ横置
総排気量 1,331cc
最高出力 111kW(151PS)/5,500rpm
最大トルク 270Nm(27.5kgf・m)/1,850rpm
トランスミッション 6速DCT
駆動方式 FF
メーカー希望小売価格 ¥4,400,000(税込)
文/近藤暁史 写真/ステランティスジャパン
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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