オートバイといったら、体に風を受け、その風を切り裂い走る感じが心地いいというのは想像しやすい。でも本当は、もっと心地いいのが自分のバイクから発する排気音。この「自分のバイク」っていうのが大きなポイントで、やっぱり他人のバイクの音はうるさく思えたり、どうでもよかったりする。ところがカワサキから新登場した「Ninja ZX-4R SE」と「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」は、自分のバイクでもないのに排気音がめちゃくちゃイイ音なのだ。
CONTENTS
「人気必至の国産中型バイク」アニバーサリーイヤーの2台が揃って登場!カワサキの新型ネオクラシックモデル“W230”“MEGURO S1”に大注目
400ccスーパースポーツの頂点
メーカーは「スクリーミング・インラインフォー・パワーの雄叫び」と表現しているが、コレ本当に400cc? と疑問に思えるくらいの排気音と、それに負けないくらいパワフルなエンジンを搭載しているのが、この新型モデル。音ばかり早そうで、エンジンはモッタリしている、なんてことはないのだ。
「Ninja ZX-4R SE」と「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」に搭載されているエンジンは、新設計の399cm³水冷4ストローク並列4気筒。最新のテクノロジーが注ぎ込まれ、最高出力57kW(77PS)を回転数14,500rpmで発揮。
カワサキが新たに投入するスーパースポーツモデル
軽快さとコンパクトネスを追求したフレーム、フロントデュアルディスクブレーキや高性能な前後サスペンションユニットを組み合わせた高次元コンポ―ネントを形成することでスーパースポーツらしい運動性能、ハンドリングを実現する「Ninja ZX-4R SE」と「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」。
特別仕様車となる「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」には、SHOWA BFRC-lite リヤショックアブソーバーとSFF-BPフロントサスペンションが搭載され、市販車400ccとは思えないほどの走りで、さらなる高みへと導いてくれる。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする