「ハンパない乗り心地 」イケてるE-バイクとして大注目なMATE.BIKEの新モデル/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.27
執筆者: 編集長/奥家慎二
快適な乗り心地を実現する仕掛けであふれていた!
さっそく試乗してみたわけなんですが、これがすこぶるよかったわけでして。
まずパワートレインが優秀で、ペダルを回転しはじめたときからスッと自然に、かつ力強くアシストが入ってきます。このあたり、相当に高い技術力が駆使されているはずです。
また、20×2.4インチというセミファットタイヤもちょうどいい感じでした。個人的にはもっと太めのタイヤも好みなんですけど、こちらでも十分イケてる雰囲気がありますし、しかも私が試した限り大半の駐輪場のサイクルスタンドにフィットするサイズに収まっているんですよね。都市生活での実用性を考えると、かなり優秀です。
乗り心地のよさを高めてくれた大きな要因は、サスペンションのよさにもありました。エアサスペンションを装備したフロントフォークとスプリングがついたリアサスペンションを装備していて、段差を通過しても不快さを抑えてくれました。街中だと段差のある場所を通ることがけっこう多いですから、あるのとないのとでは雲泥の差だと思います。
ギアは9段変速。電動アシスト能力は日本の道交法に準拠する仕様になっていますが、変速機能を最大限に活用すればよりスポーティな走りを満喫できます。カチッカチッと操作感も心地よくて、ストレスがありませんでした。
グリップにはエルゴノミックタイプを採用。上半身を傾斜させるスポーツバイクの場合、この広くなったグリップ部分に体重を預けることができるから長時間のライドでもラクなんですよね。腕や上半身のポジションもスムーズに決まったのも、「MATE Fusion」初試乗ながらすぐに乗りこなせた理由のひとつだと思いました。
E-バイクに欠かせないディスプレイは、実にコンパクトなLEDディスプレイを採用。親指サイズくらいで、ミニマルなデザインなのも好感触でした。アシストレベルや速度・距離など、必要な情報をごくシンプルに表示してくれます。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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