専用のフレームにマルチに走りを楽しめるエンジン&機能を搭載
フレームは高剛性としなやかさを兼ね備えたツインスパー形状を採用。軽量化をしつつ、シートレール構造や別体ハンガープレートなど、フレーム全体の剛性を最適化、ハイパフォーマンスな出力を支え、俊敏で軽快な走行フィールを叶えている。
コンパクトにまとめられたフレームには、ホンダのフラッグシップスーパースポーツモデル「CBR1000RR」のエンジンをベースとした999ccの水冷直列4気筒エンジンが搭載されている。高い動力性能と市街地での扱いやすさの両立を図られ、ダイキャスト製ピストンの採用をはじめ、バルブのタイミングやリフト量の変更、そしてトランスミッションとファイナルギアレシオの専用セッティングによって、低中速域のトルク性と最高出力、巡航性能を高いレベルでバランスさせたパワーユニットとなっている。
またエアクリーナボックスも専用設計として、力強いトルクと高回転域まで気持ちよくスムーズに吹け上がる特性を実現し、ライダーの走る気持ちを盛り上げてくれる。
そのほか、エンジン回転に応じてバルブの開度をECUで制御してパフォーマンスに貢献するマフラー内部の可変排気バルブやライダーの疲労を軽減させるアシスト&スリッパークラッチを備え、さらに天候やシチュエーションに合わせて走りを変えることができる3つのライディングモードや加速時やスリップしやすい路面でもアクセルを開けた際の後輪のスリップを抑制して、安心感を与えるHSTCといった機能も搭載されている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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