DIYの表面磨きだけでは不十分?車検をパスするための対策と限界

表面の劣化は「磨き+コーティング」がオーソドックスな手法
ではどうすればいいのか? 新品に交換するのが手っ取り早いが、10年以上経過したクルマのなかにはヘッドライトが部品としてもう出ないものもけっこうある。現状を生かした対策としては表面を磨いて劣化部分を落として、コーティングをかけたり、クリアで塗装してしまうのがオーソドックスな方法だ。カー用品店に売られているのはこの方法がほとんど。そのほか、特殊な薬品を蒸気で吹き付ける方法もあるが、毒性が強くてDIY向けではない。
【絶望的】内部のリフレクター劣化や細かなヒビは修復困難
いずれにしても表面がきれいにできれば車検をパスできるかというと、そうとも言えないのがつらい。対象となる年式のヘッドライトは樹脂製で、内部のリフレクターに一度反射させて前方を照らすタイプや、丸いプロジェクターが発光するものがほとんど。リフレクターやプロジェクターの劣化も古い年式では発生していて、こうなると暗いだけでなく、配光が正確にできなくなってしまう。
プロジェクターがうまく外せればクリーニングはできるが、リフレクターの場合、分解できたとしてもメッキが剥がれていると修復は困難。またレンズ部分も、表面ではなく、内側に細かいヒビが発生している例も増えていて、こちらもそうなるとかなりきつい。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事







