“弱い心”や“恥ずかしい”という思いがあるからこそ強くなれる

──初土俵から22年間連続して出場というのは本当にすごいです。休まずに出場できているというのはなぜだと思いますか?
「フィジカル面では、大きな怪我をしていないというのはありますが、メンタル面では、弱いところがあるからこそ、続けてこられたのかなと思います。強い心だけだったら、辞める決心もすぐにつく。ちょっとした心の揺れでも、すぐに辞めようとする。でも、弱い心もあると、辞めたらどうなる、とか、そういう迷いがあるから辞めずにいられたのかな、と。強い心も弱い心もあるからよかったのかな、と思います」
──“鉄人”といわれる玉鷲関にも弱い心があるとは!
「あります。あと“恥ずかしい”という思いでしょうか。『これをしたら恥ずかしい』『子どもにとって恥ずかしい親になりたくない』とか。年齢を言い訳にしたくないという思いもあります。だから稽古をするし、我慢もする」
──原動力についてもう少し詳しく伺えますか。
「やっぱり自分は守らないといけない家族がいます。応援してくれている人もたくさんいます。自分が相撲を取ることで元気が出たと言ってくれる方もいるし、そう言ってもらえると、自分もがんばってよかったなって思って励みになります。お互い見て、感じて、喜んで。そういうのが長く続けられる理由になっていますね」
──玉鷲関は今41歳。40歳をすぎて「ここが変わった」ということはありますか?
「相撲では、あまりありませんが、健康診断が変わりました(笑)。お医者さんから『ストレスはないですか?』とか聞かれたり。39歳と40歳、1年しか違わないのになって思います」
──食事も気を遣っていますか?
「そうですね。塩分の摂りすぎに注意したり、揚げ物も控えめにしたり。塩分が摂れないんだったら、どうやって味を濃くしよう。そうだ、スパイスだ!ってコショウや唐辛子を使ったりして工夫しています」
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