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【お湯とお茶、どっちが正解?】永谷園の担当者に聞いた「お茶づけ海苔」にまつわる3つの疑問。知られざるヒストリーや梅雨のサク飯におすすめなカップ入りも

執筆者:

ルーツは徳川吉宗の時代!? 知られざる「お茶づけヒストリー」

商品の発売は74年前だけれど、大元のルーツはなんと18世紀までさかのぼる!ヒットの道のりの裏には知られざる苦労も存在していた!

1738年:お茶に懸ける執念!永谷宗円による煎茶の誕生

永谷園の起源は江戸時代中期までさかのぼる。

永谷宗七郎の肖像画製茶業を営んでいた永谷宗七郎(後に仏門に入り永谷宗円と名乗る)は「市井の人々に、もっとおいしいお茶を届けたい」という思いから、15年かけて煎茶の製法を完成させた。この煎茶は日本橋の茶商・山本嘉兵衛(現在の山本山)に認められて評判となり、煎茶の製法は全国に広がっていった。

茶宗明神(京都府綴喜郡宇治田原町)宗七郎は没後、その偉業を称えられ「茶宗明神」として祀られている。

1952年:「お茶づけ海苔」誕生!自転車で売り歩いた苦労の時代

永谷宗七郎から数えて10代目にあたる永谷嘉男が「お茶づけ海苔」を開発。「小料理屋の〆で食べるお茶づけが家庭でも簡単に食べられたらいいのに」という発想から誕生した。

その当時は瓶詰めで販売今までにない商品だったため、発売当初は自転車でリヤカーを引っ張ってお茶屋を一軒ずつ回り、デパートで実演販売を行うなどして商品認知に努めた(その当時は瓶詰めで販売)。

「お茶づけ海苔」発売当初のパッケージ発売から1年後、嘉男は株式会社永谷園本舗を設立する。「お茶づけ海苔」発売当初のパッケージは、上の画像の通りだ。

定式幕をデザインしたパッケージも商標登録されている営業努力はもちろんカラフルなパッケージが店頭で目を引き売上は好調。しかし、その人気に目をつけた同業者が類似品を作って販売を始めたことで、デパートからの注文が途絶える事態に。そこで嘉男はブランドの重要性を認識し、パッケージに「永谷園」と印刷するとともに永谷園ブランドの確立に努めた。その甲斐あって「お茶づけ海苔」は売上を伸ばし全国的なヒット商品に成長した。

1970年:大ヒット「さけ茶づけ」発売!鮭をフリーズドライにする執念

当時は珍しいフリーズドライ製法を採用!「お茶づけ海苔」に続くヒット商品を!と開発された「さけ茶づけ」。しかし当時は鮭の加工品自体が珍しかった時代。発売までに様々な困難を乗り越えなければならなかった。

鮭の身をうまくフレーク状にする工夫や、鮭の旨みを逃さずフリーズドライにする技術の開発、鮭の骨取りの機械化など、様々な創意工夫によって完成した「さけ茶づけ」は北島三郎さんのCM効果もあり、全国的なヒット商品となった。

ちなみに……レギュラーシリーズは全5種!発売は1952年「お茶づけ海苔」、1970年「さけ茶づけ」、1972年「梅干茶づけ」、1976年「たらこ茶づけ」、1989年「わさび茶づけ」の順。

永谷園 お茶づけ海苔8袋入

永谷園
お茶づけ海苔8袋入
¥324

人気上位は1位「お茶づけ海苔」、2位「さけ茶づけ」、3位「梅干茶づけ」。「お茶づけ海苔」は不動の1位だそう。

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この記事を書いた人

ライター

文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。


X:@kuunelu5963

Website:https://monomax.jp/

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