現実の先にあるワクワクする世界

──「船出篇」は実際に海上で撮影されたそうですね。海のシーンをCGやスタジオで撮影する方法もあったと思いますが。
「本当に大変でした(笑)。もちろん、CGにするか、実際の海で撮るかという議論はありました。それでも実景を選んだ理由のひとつは、リアリティです。もうひとつは、監督が『実際の海のほうが美しい映像を撮れる』と考えていたことです。ただし、荒天なら撮影ができないので、予備として大きなスタジオも押さえていました。結果的には天候に恵まれ、スタジオは使わずに済みました。予算だけはかかってしまいましたが(笑)」
──映像表現や音楽でこだわった点は?
「現実と地続きでありながら、日常を少しだけ飛び越えるようなワクワクする世界観を意識しました。音楽も、これまでのJTの落ち着いた楽曲とは異なり、自然と気持ちが前向きになるテンポ感にしています。『自分も世界を見に行ってみようかな』と思えるような、冒険への高揚感を表現しました」
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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